シンガポールの就労ビザの自己査定ツール(SAT)の使い方 徹底解説

ろぺ
シンガポール政府が2020年の5月からEPの最低賃金をあげると公表したんだけど、知ってる?
ちゃめ
もちろんだよ~
これからシンガポールに来る人もビザが下りるか心配だろうね。
そう言えば、政府がビザ取得できるか簡単にできるツールを出しているので今日はこのツールの使い方を説明するね!
ろぺ
おぉ、ありがとう!
こんにちは、シンガポールで現地採用で働いている、ちゃめです。
シンガポールで働く身として欠かせないのが就労ビザ。

 

残念ながら、シンガポール政府は2020年5月1日より外国人の新規ビザ取得要件の最低賃金額をSGD3,600からSGD3,900へ引き上げることを発表し、引き締めが強くなってきています。
(ビザ更新の方の新基準適用の開始日は2021年5月1日となっております。)

 

これからシンガポールに来る方やビザの更新がある方は不安を感じる方もいるかと思いますが、
Ministry of Manpower(MOM=人材開発省)が就労ビザ自己査定ツール(Employment / S Pass Self-Assessment Tool=SAT)を出していて、
ここで就労ビザが取れる可能性があるかどうか簡単に確認できるので、今回はこのツールの使い方を説明します。

 

※このツールは簡易チェックのためであり、このツールでOKだったとしても、必ずしもビザが取れるという訳ではないですので、ご注意ください。
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【画像付き】シンガポール就労ビザ査定ツール(SAT)の使い方

 

自己査定ツールは5つの質問に答えるだけでできる、かなり簡単なチェックです。
時間は10~15分ほどあれば終わるので、そんなに心配しなくて大丈夫ですよ。

 

①MOM(人材開発省)の自己査定ツール(SAT)のページに行く

 

早速、以下の自己査定ツールのサイトに飛びましょう。
◎Check EP or S Pass eligibilityをクリック。

 

そうすると、このように5つの質問事項が出てくるので、それぞれ回答していきます。

②Purposeの入力

【新しくビザを申請する場合】

◎New Applicationを選択後、ビザの予定日を入力し、Continueをクリック。
予定日については、だいたいの目安の日付で大丈夫です。

 

【ビザの更新の場合】
 
◎Pass renewalを選択後、ビザの満了日とビザの予定日を入力し、Continueをクリック。
ご自身が今持っているビザの日付をもとに入力しましょう。
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②Position Detailsの入力

 

◎Occupation(職業)を選択します。

例えば、Manager(マネジャー)と入力すると、関連する業界が出てくるので、以下のプルダウンの中から選択します。

もし、一致するものが無ければ近いものを選びましょう。

 

 

日本から来る方はDirector(取締役)、Chef(調理師)、Sales(営業)、System engineer(システムエンジニア)などが多いのではないでしょうか。

自分の役職もしくは職種を入力してみて、近いものを選びましょう。

 

◎次に毎月の給料を入力し、Continueをクリック。

シンガポールでもらう給料額を入力します。

 

③Personal Particularsの入力

 

◎Nationality/Citizenship(国籍)にJapaneseと入れます。

◎Date of Birth(誕生日)に誕生日を入力し、Continueをクリック。

 

④Work experienceの入力

◎Total work experience(これまでの就業期間)を入力。

こちらは休職中を除き、働いてきたトータルの年月です。

履歴書に書ける就業歴のトータルと考えてよいと思います。

 

◎Relevant work experience(ビザ申請と関係のある職種の就業期間)を入力し、Continueをクリック。

シンガポールに就こうとしている職業に関連する職業歴です。

例えばITの会社で働こうとしている場合、これまでの職歴にIT以外の経歴がある場合はその年数は含まれません。

 

⑤Educational qualificationsの入力

ここでは自分の学歴を二つまで入力することが出来ます。

◎Awarding Institution(資格や学位等の授与機構)に学校名を入力。

◎Qualification(資格)に授与した資格を入力。

例えば、高専や専門学校卒業であれば、Advanced Diploma/Associate DiplomaもしくはDiploma、

大学卒業であれば、Bachelor’s Degree、大学院卒であればMaster’s Degreeを入力。

◎Mode of studyはFull-time(全日制)、Part-time(定時制)、Distance Learning(遠隔教育)から選択。

◎Length of Study(就学期間)には、在学した期間を入力。

◎Graduation Date(卒業時期)は卒業した年月を入力。

 

二つ目の学歴を入れたい方は+Add ad qualificationを押して二つ目を入れていきます。

 

全て終わったらContinueをクリック。

自己査定の結果

 

全ての質問に答えたら、自分が取得できる可能性があるビザの種類が表示されます。

上記のようなスクリーンが出たら、Employment PassやS Passを取得できる可能性がある!という事です。

 

もし、Not Eligible(不適格)が出てしまった場合は、再度以下のMOMのページを見に行き、どういった条件が必要なのかを確認してみましょう、

 

Employment Passの詳細についてはこちら

S Passの詳細についてはこちら

 

不適格と出てしまった場合は、会社に給与額を増やしてもらったり、ポジション(役職)をあげてもらうことを検討しましょう。

そうすることで、結果が変わる可能性があるので、諦めないでください。

 

 

シンガポールの就労ビザの自己査定ツール(SAT)の使い方:まとめ

 

以上がシンガポールの就労ビザ自己査定ツールの使い方です。(2020年3月現在)

5つの質問に答えるだけなので、手軽にチェックできますよ。しかもタダ!

 

なお、繰り返しになりますが、ここでビザが下りると判定されても、

実際の手続きではもっと多くの項目がチェック対象となるため、必ずしもビザがおりるという訳ではない事をご留意ください。

 

ビザがおりたら後はいよいよシンガポール生活へ向けての準備ですね!

シンガポールは自分から動けばいろんな刺激を受けれる国なので、皆さんも有意義なシンガポール生活が送れることを祈っています^^

 

 

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