「服を断捨離したいけど方法がわからない」
「捨てた後に後悔したくない」
「何を基準に処分すればよいかわからない」
そんな方におすすめの記事です。
こんにちは。
スーツケース1個で生きるライトネシスト です。
少ない物でミニマルに生きる事より、ライトネス(身軽)に生きていける事を重視して生きています。
そんなスーツケース1個で生きるボクが今回ご紹介するのは『服を断捨離するためのコツ』です。
持っている服の量が減ると、ただ単にクローゼットの中がスッキリする以上にいろんなメリットがあります。
そのひとつが『コーデ上手になること』です。
服を減らす事でどんなメリットがあるのか、そしてどうやって処分すればいいのか。
こちらの記事をぜひ参考にしてみてくださいね!
・服を断捨離する事で得られるメリットがわかる
・服を断捨離する際の基準を知る事ができる
・具体的に何を残すのがオススメかわかる
服の断捨離で得られる男女共通のメリット4選
まずは「なぜ服を断捨離する必要があるのか」を知る事が大切です。
なぜなら多くの断捨離ができない人の理由は『減らしたい理由が曖昧だから』です。
断捨離をする事でこんないい事があるよ!っていう確信がないとなかなか捨てる事もできないですよね。
まずはどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
メリット①:暮らしの中のストレスが減る
まずはなんと言ってもクローゼットやタンスの中がスッキリしますね。
限界まで収納されているクローゼットは、着替えるたびに取りづらく、それが外出を億劫にさせている可能性も大なのです。
断捨離をして収納に余裕を持つ事で気分まで良くなります。
気分が良くなるかは人それぞれかもしれませんが、少なくとも取りづらさから開放される事は確かでしょう。
また、外出先から帰ってきた時も効果は同じです。
疲れて帰ってきて隙間のないクローゼットを見た瞬間、「後にしよ」と服を放り投げた事はありませんか?
そう言った『暮らしの中のストレスが減る』ことが第一のメリットです。
メリット②:衣類の衛生的になり清潔が保たれる
カビが生える条件はこのふたつです。
- 停滞している空気
- 繁殖しやすい湿度
この二つの条件が揃わない限りカビは生えません。
つまり、常に空気の動きがある場所にはカビは生えないのです。
布団の下にスノコを敷く様に、クローゼットの中にも隙間を作ってあげる事で、カビは格段に生えづらくなります。
断捨離をすることで、厳選した大切な衣類を『カビから守って清潔を保つ』というメリットもあるのです。
メリット③:衣類に関する浪費を防ぐ
タイムセールで安かったから買ったけど、一度も着ていない服はありませんか?
この後で紹介する『断捨離のコツ』を知る事で得られるのは、捨てる方法だけではありません。
- 買うべきかどうか
- 長いお付き合いが出来そうか
- 外出が楽しくなるコーデができそうか
こんな事を瞬時に判断する能力も上がります。
「あ、この服いいな」と思った時に、迷わずレジへ持っていくか、「いや、これはやめとこう」と棚に戻すか。
そういった買い物の決断力も上がって『衣類に関する浪費』も減らす事ができます。
メリット④:日常の思考と決断の質が上がる
人間は日常生活の上で決断をする回数は、1日に9,000回とか35,000回などと言われます。
朝起きてまず一番最初に思考を必要とする決断が、『何を着て出かけるか』なんだそう。
言ってしまえば、そんな些細な事に毎日、決断力を必要とされていたんですね。
そんな不毛な時間を少しでも減らすために、成功者たちは前の日に着る服を決めておいたり、同じ服しか着ないという工夫をしてきたんですね。
そこまでストイックな習慣が作れるかどうかは別として、持っている服の量を減らす事で、決断に必要な時間を削減する事ができるでしょう。
削減できた思考時間は、他の事に使う事ができます。
『日常生活での思考と決断の質を上げられる』というのも、断捨離をする事で得られる大きなメリットのひとつです。
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服の断捨離で抑えるべきたったひとつのキーワード
- 「1年間一度も着なかった物は捨てる」
- 「生地が痛んでしまっている物は捨てる」
- 「いつか着るだろうは捨ててしまう」
衣類の断捨離方法を調べると、このようなアドバイスが見つかると思います。
処分や断捨離をする上ではどれも同意する物ばかりなのですが、それでも物が減らないのはなぜでしょう?
それは『増やさないためのポイント』を抑えていないからです。
断捨離成功を支えるキーワードは『着回し』
断捨離を成功させて、その先もスッキリしたクローゼットを維持するための結論を言います。
それはまず『着回しの効くアイテムを、レギュラー選手として考える』という事です。
ここで質問です。
お気に入りのコーデをいくつか思い浮かべてください。
その中で複数のコーデに登場したアイテムはいくつありますか?
例えば、春のコーデにも秋のコーデにも使えるトップスや、シーンを選ばず合わせられる靴などです。
5つ以下しか思い浮かばなかった方は、衣類を大幅に減らせる可能性があります。
あまり思い浮かばない方は「このシャツの時は必ずこのスカート」や「このパンツの時はこのハット」など、相方が固定で決まってしまっていて、着回し可能アイテムが少ない方と言えます。
- 「組み合わせで考えているから単品で捨てられない」
- 「捨てた後1コーデ失うことの後悔が怖い」
- 「減らしてもすぐに増えてしまう」
というのはこのタイプの方です。
着回し可と着回し不可のアイテムでコーデ数を比較
着回しが効くアイテムを抑える事がどれほど断捨離に効果があるのか。
単純計算で比較してみましょう。
《トップス5着+パンツ5本のコーディネート数》
・全て着回しができないアイテムの場合=5パターン
・全てのトップスが全てのパンツと組み合わせられる場合=25パターン(5×5)
持っている服の数は同じでもコーディネートの数が5倍になりましたね。
これがクローゼットに余裕をもたし続けるコツです。
「着回しが可能なアイテムしか買ってはいけない」と言っている訳ではありません。
こういった便利なアイテムを『クローゼットの中のレギュラー選手』として考える事で、頑張って断捨離したとも増えづらい環境を作る事ができるのです。
では実際にどんなアイテムが該当するのでしょう。
センスの保証はできませんが、ボクが持っている物を参考にご紹介します。
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【服の断捨離】持っておくべき着回し可能アイテム
カテゴリ別に組み合わせがしやすいアイテムを選んでみました。
上半身に関してのポイントは『その上に他の物を重ねやすいアイテムかどうか』。
下半身は色やシルエットが『上半身を限定してしまわないかどうか』が挙げられると思います。
着回しカテゴリ①:インナー、Tシャツ
ボーダーTシャツ
男女共に1着は持っておきたいアイテムがこの『ボーダーTシャツ』ですね。
そのままでもいいし、インナーとしてチラ見させてもどちらでもいけちゃう優れものです。
ラグランTシャツ
個人的にボーダーシャツくらい組み合わせしやすいと思っているのが、この『ラグランTシャツ』。
襟元と袖がボディ部分と違う色で組み合わされているシャツです。
ちょっとカジュアルなコーデになりますが、これとジーンズを着こなす女の子はかわいいですよねー(独り言)
VネックTシャツ
無地だと肌着っぽく見えてしまうUネックに比べて、そのままでも着やすいのが『VネックTシャツ』。
インナーシャツとして着る時も、ネックレスやチョーカーの邪魔をしないのが嬉しいですね。
着回しカテゴリ②:トップス
次はトップス。
ここでも大事なのは、トップスの上に『さらにアウターを重ね着ができるかどうか』が組み合わせの幅に影響していきます。
白シャツ
王道中の王道、『白シャツ』。
無彩色なのでどんな色にも合わせやすいのはもちろん、シーンに合わせてカジュアルにも少しフォーマルな場にも使える優れ物。
サイズ感は大事なので自分にピッタリの物を見つけましょう。
チェック柄シャツ
『チェックのシャツ』も合わせやすいですね。
白シャツと比べれば少しカジュアルになりますが、アウターを来た時もチラッと見えるチェック柄はいいアクセントになります。
「チェックはちょっと難しい」という方は、まずは攻めすぎず黒パンツで合わせてみましょう。
カーディガン
女の子はもちろん、男性にも使い勝手がいいのが『カーディガン』。
シャツの上から羽織る事ができますし、寒いときはスーツやジャケットの下にも着れるのでシーンの幅も広いです。
パーカー(フーディー)
最後に一応付け加えたのは『パーカー(フーディー)』。
パーカーにも前が開くジップアップタイプと、頭から被るプルオーバータイプがありますが、上から何か重ねるならプルオーバーの方が合わせやすいかも?
ライトグレーのプルオーバーなんかが定番ですね。
あと“一応”と書いたのは意外とフードがかさ張るからです。
着回しカテゴリ③:ボトムス(パンツ)
次はボトムス。
定番として使用できるものは少ないですが、まずは何にでも合う物を押さえておきましょう。
ジーンズ(デニム)
まずは男女共に持っていない人はいないであろう『ジーンズ(デニム)』。
シルエットや色合いによって2本くらい持っておいてもいいですね。
ダメージジーンズは合わせづらい時があるので要注意です。
チノパン(黒 or ベージュ)
次は『チノパン』。
ベージュは鉄板ですし、細身の黒ならセミフォーマルな場にも使えるので持っておいて損はないアイテム。
スリムタイプとストレートタイプを色違いで持っていたら使い勝手がよいでしょう。
着回しカテゴリ④:アウター
トレンチコート
アウターとして一着は持っておきたい代表といえば『トレンチコート』でしょうか?
こちらもベージュや黒なら中に色物を着ていても合わせやすいですね。
少し可愛めにいくならピーコートなんかもいいかも?
マウンテンパーカー
こちらもおすすめな『マウンテンパーカー』。
理由は少しズルいですが…
首元までジップアップできる物なら中に何を着ていてもごまかせるからです(笑)
使い回しカテゴリ⑤:靴(シューズ)
コンバース:オールスター
言うまでもなく、合わせやすい靴第1位は『コンバースのオールスター』です。
「オールスターはもはや消耗品」
今までに何足買い買えた事か。
当然ブラックが合わせやすいですが、赤のハイカットもかわいいですよね。
アディダス:スーパースター
1位の座はもらえませんでしたが(ボクのさじ加減で)、2位は『アディダスのスーパースター』。
白に3本ラインは鉄板中の鉄板。
履き潰した感じもいいし、キレイな白を保った状態で履くのもいいですね。
※ネイビーの3本ラインってまだ売ってますか?
ワークブーツ:レッドウイング or ティンバーランド
男性寄りのアイテムなので最後に持ってきました。
『レッドウイング』か『ティンバーランドのワークブーツ』は1足あれば長く履けるアイテムですね。
使っている内に味が出てくるし、良いブーツはずっと履けるので少し奮発してみることをおすすめします。
使い回しカテゴリ⑥:小物・アクセサリー
最後に小物を紹介して終わります。
時計:G-SHOCK
男性の『G-SHOCK』はド定番ですが、女性も『Baby-G』を持っていればカジュアルな服にはいつでもフィットしてくれます。
黒や白はもちろんですが、色んな色が出ているので色で遊んでみても面白いでしょう。
黒ぶちメガネ
『目が悪くなくてもひとりに1個、黒ぶちメガネ』。
メガネの形も流行り廃りがあるので、長く使いたい場合は個性的過ぎない方がいいかも。
伊達メガネがバレた時は「PC用で使ってます」と乗り切りましょう。
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【まとめ】服の断捨離がうまいとコーデ上手になる!
ここまでにご紹介した物は、ほとんどが定番アイテムばかりでしたよね?
そしてすべてに言えるのが組み合わせが簡単で、バリエーションが豊富だということ。
今回のアイテムだけでも、コーディネートは余裕で1週間分を越えるはずです。
まずは今紹介したアイテムを揃えるだけでも、服の組み合わせは格段に楽になります。
定番アイテムをベースに考えながら、ワンポイントに自分らしさを入れる所から始めましょう。
シャツの柄、メガネのデザイン、靴の色・・・コーディネートの中のたった1アイテムでも自分の個性を表現することは出来きます。
これが言えるのはボク自身が自分のセンスのなさを隠したかったから。
ダサいと思われるくらいなら無難な服の方がよかったんですよね(笑)
衣類を減らしたい人だけじゃなく、コーディネートに自信がない方も参考にしてみてください。
定番アイテムはそのコーディネート方法も山ほど検索できるので、自分の好きなスタイルが見つけやすいハズです!
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