バスを使いこなせるとシンガポールが変わる!
シンガポールでは車を持つだけでとんでもなくお金がかかります。
その代わりどこへ行くのもタクシーに乗る必要がないほど電車やバスの整備が整っています。
MRTだけで行ける場所は限られている。
けどシンガポールにはびっくりするほどたくさんの路線バスが存在します。
バスを乗りこなすことができればシンガポールの滞在が大きく変わるといっても過言ではありません。
乗り方はめちゃくちゃ簡単なのでこの記事を読んでぜひトライしてみてください。
【この記事で分かること】
・シンガポールのバスの乗り方
・バスのルートの確認方法
・バスの運賃の調べ方
バスの乗り方:超簡単6ステップ
ステップ1:希望のバスが来るバス停か確認
シンガポールには物凄い数のバス停があります。
まずは乗りたいナンバーのバスがきちんと来るバス停なのか確認しましょう。
ステップ2:手を挙げてバスを停める
乗りたいナンバーのバスが近づいてきたら手を挙げてバスを止めます。
(そうしないとスルーされます笑)
「へい、タクシー!」の要領です。
ついでにドライバーにウインクでも飛ばしておきましょう。
※シンガポールのバスに時刻表はありません。
ステップ3:前から乗車
乗る時は日本と逆で前から乗車です。
同じバス停に次々とバスが来るのでどこの位置で止まってくれるかわかりません。
バスが止まったら前のドアから乗車しましょう。
ステップ4:支払いは先で現金 or IC乗車カード
バスに乗ったらすぐに支払いです。
支払い方法は現金がIC乗車カードで支払うことができます。
【IC乗車カード】
シンガポール版のSuica的な『ez-link』、もしくは旅行者用でバス&電車乗り放題の『ツーリストパス』を入り口の両サイドにあるカードリーダーどちらかにかざしてください。
※ez-linkの残高が3ドル以下だと使用できないので注意。
【現金】
現金で支払うときは運転手に行き先を告げて支払いましょう。
「To ○○(バス停の名前)」
これで理解してくれるハズです。
しかし現金の際はおつりが出てこないので細かい小銭を用意するか多めに払う(とは言ってもほとんど2ドル以下)形になるので、シンガポールを楽しむなら『ez-link』か『ツーリストパス』を購入することをおすすめします。
ステップ5:降車ボタンを押す
目的のバス停が近づいてきたらボタンを押して止まってもらうだけなのですが、ここで注意。
シンガポールのバスには「次は〇〇です」といったアナウンスがありません。
そこで必要になるのが天下のGoogleマップ。
マップを見ながら目的のバス停の少し前で降車ボタンを押しましょう。
※GoogleマップはWi-FiやモバイルデータがなくてもGPSのみで機能しますが、位置情報の読み込みが遅かったり正確じゃない場合があるのでSIMの購入をおすすめします。
【観光でオススメのSIMはこちら】
ステップ6:もう一度カードリーダーでピッ!
降りるときは中央のドアから。
IC乗車カードで乗った場合は、降りるときもカードリーダーがありますのでカードをかざして降りましょう。
自動的に料金を計算して引き落としてくれます。
運転手に「サンキュッ♪」とでも言って降車しましょう。
※マレーシアのみんなは降りる時「ありがと」って言ってたのにシンガポールの人は言わないんだよなー。
バスのルート確認方法は主に3つ
シンガポールには物凄い数のバスが存在するのできちんとルートを把握してから乗りましょう。
その方法をお教えいたします。
やっぱり天下のGoogleマップ
まずはやっぱりGoogleマップ。
なんとシンガポールでは電車だけじゃなくバスも検索してくれるっていうからGoogle様様。
1.目的地を選択して[経路]ボタン
2.必要な場合は出発地点を指定
3.電車のマークを押して公共交通機関を選択。
4.バスのみルートが表示されるのでバスのナンバーを確認してクリック
5.表示されるマップを拡大して乗るバス停と降りるバス停をチェック
以上です。
シンガポール生活では必須の『OneMap』を使う
シンガポールに長期滞在するのであればダウンロードをおすすめする『OneMap』というアプリ。
シンガポールオリジナルのアプリだけあって使い勝手はGoogleマップ以上。
バスのルートはもちろん指定のバスがあと何分くらいで来るかも分かってしまいます。
インターネットのサイトから調べる
ネット上には詳しいバスルートが乗っているサイトがありますが、あまり実用的とは言えません。
しかしパソコンなどで事前に調べておくには便利かも。
代表的なサイトを紹介しておきます。
運賃の調べ方(料金は距離で決まる)
最後に運賃の調べ方をご紹介しましょう。
とは言ってもシンガポールのバスは遠くてもほとんど2ドル以下で行けるのでこちらは余談的な話になります。
気になる人は読んでね。
①まずは距離を調べる
シンガポールのバスの運賃は距離で決まります。
なのでまず調べるのは目的のバス停までの距離。
行きたいバス停の左側に書いてある[Dist]の場所が距離です。
例えばこのバス停の場合“Wisma AUPE”までは3.9kmだということです。
②料金表を確認
距離が分かったら料金表で確認するだけ。
【IC乗車カードの場合】
カード支払いの料金表を見て大人ならAdultの項目を見て料金を確認しましょう。
先ほどのWisma AUPEは3.9kmだったので料金は0.87ドルです。
日本円で70円くらい。安いですよね(笑)
【現金払いの場合】
現金払いの場合も一緒です。
行きたい場所の距離から金額を調べるだけ。
同じくWisma AUPEは3.9kmなので1.60ドル(約135円)くらいです。
【番外編】子供料金は?学割もある?
シンガポールにも子供料金はあります。
7歳の4月30日まで持てる『Child Concession Card』を使うか身長90cm以下で運賃は無料になります!
カードを忘れたときは?
・身長が90~120cmなら学割と同じ料金
・120cm以上だと大人と同じ料金
以上がそれぞれかかりますので忘れないでね。
在学中であることが分かる身分証明書があれば『Student Concession card』をゲットして学割運賃で乗ることもできます。
『Child Concession Card』も『Student Concession card』もMRTの駅の窓口で発行してもらえます♪
これで運賃の調べ方もばっちりですね?
シンガポールではバスも電車も現金支払いはIC乗車カード支払いより高いです。
まとめ・・・
バスの乗り方
1:希望のナンバーを確認してバス停で待つ
2:手を上げてバスを止める
3:カードをかざすor現金支払い
4:Googleマップで降りる場所の確認
5:降車ボタンをプッシュ
6:カードをかざす(現金の場合はそのまま下車)
ルートの確認
◎旅行者→Googleマップで確認
◎長期滞在者→OneMapを利用
運賃の調べ方
1:バス停に着いたら目的地のバス停までの距離を確認
2:カード支払いor現金払いの表から該当の距離で金額確認
以上です!
旅行でも滞在でもシンガポールのバスを乗りこなすことができれば、行動の範囲は格段に広がるし、お金の節約にも一躍かってくれること間違いなし。
「MRT(電車)はもうヨユーだぜ」ってなったらすぐにバスに挑戦してみてください!
挑戦なんていうほど難しくないけど(笑)