「ミニマリストになりたいけど何から手をつけたらいいだろう」
「ネットの情報もいいけどオススメの本を知りたい」
「テクニックだけじゃなく考え方も変えたい」
こんな気持ちをお持ちの方に今回はオススメの本を紹介したいと思います。
これを書いているボクは、現在スーツケース1個分の荷物で生活しているのですが、実は・・・ミニマリストではありません。
少ない物で生きる事を目的としているミニマリストに対して、ボクは身軽に生きる事を目的としているライトネシスト(造語)です。
『行きたい場所に行こう。居たい場所に居よう』
そんな事をモットーに身軽に生きていたいと思った結果、気が付けば荷物が減っていたという訳です。
ライトネス(身軽)な生活をしていたボクは、いろんな幸運にも恵まれて、現在はシンガポールで生活してます。
ミニマリストになりたくてこの記事に行き着いた方はすみません。
ですが『生きるために必要な最低限の荷物』という意味では、ボクがみなさんにアドバイスできることはあると思うので、少しでもこういった生活に共感していただける方はお付き合いいただけると幸いです。
【この記事で分かること】
・ミニマリストになる為に参考となる本
・ボクが今の生活をするきっかけになった本
・読んだ本を生活に活かすコツ
物を減らしたいミニマリスト初心者が読むべき本
今の生活になるまでにいろんな本を読みましたが、今回はこれを読んでくれた方々が迷わないように少ない数で厳選しました。
ボクが思うに物を減らすために一番必要なのは、テクニックや知識ではなく”物そのものへの捉え方”だと思います。
ここでは実際にミニマリストたちがどうしているのかだけじゃなく、それによってどう変わるのか、どう変わる必要があるのかも学ぶことができる本だけを紹介していきます。
その①:ミニマリストのバイブル的存在
現在ミニマリストと呼ばれている人たちのほぼ全てが読んでいる本ではないでしょうか。
2015年に発売されましたが、現在も売れ続けている本です。
実際の部屋がどうなっているかや、世界一周で持っていくべき荷物の一覧など、実例を公開してくれているのでまずは目標地点などを明確にすることが可能です。
実際にミニマリストになることによって、自分の生活や考え方がどう変わったのかも紹介されています。
その②:有名ミニマリストブロガーの記事が書籍化
こちらはミニマリストブロガーとしてもっとも有名な『ミニマリストしぶ』さんの著書。
ブログ記事になっていた内容なんかを1冊にまとめた本です。
ブログでは読むべき順序がわかりづらかったりしますが、書籍ならそのあたりがきちんと編集されているので理解度は高まると思います。
物を減らすことで得られる『自由』について焦点をあてたしぶさんの経験が詰まった本です。
その③:ニュージーランドと日本のデュアルライフから学ぶ
ボクは30歳過ぎてから読みました(笑)
絢香やケミストリー、平井堅などの楽曲をプロデュースし大ヒットさせた四角(よすみ)大輔さんの著書です。
現在は大好きなニュージーランドと日本で半分半分の生活をしている四角さん。
この本では20代という大切な時間を、いかに本来取り組むべき大切なことに集中するか、ということのアドバイスとして”捨てるべき50のこと”を紹介しています。
これは当然物だけに限っていません。
自分の内面や習慣などもすべてひっくるめて無駄な執着を取り除いてくれるヒントになるでしょう。
こちらも2012年に書かれたモノですが未だに人気です。
その④:減らす第一歩は増やさないということ
こちらは物を減らす第一歩として、まずは増やさないということを目的としてオススメできる本です。
「物を買いたいと思わせるトリック」
「ブームはこうやって作られる」
「人の心理は簡単に操作されてしまう」
そんな売る側や仕掛ける側のトリックを知ることで、今まで何気なく手にとっていたものに対し、
「これって本当にほしい物なのかな?」
「これが必要だというのは、思っているの?思わされているの?」
なんてことを考えれられるようになって、むやみに物を欲しがらない自分を作るきっかけになるでしょう。
ミニマリストを目指していなくても消費者すべてにオススメしたい1冊です。
スーツケース1個で海外に出ようと思ったきっかけの2冊
ここからは余談なので興味のある人だけどうぞ。
最初にご紹介した通り、ボクはスーツケース1個だけで生活していて、今はシンガポールにいます。
これはずっと抱いていた目標ではなく、30歳を過ぎたあたり(5年前くらい)からフツフツと湧き上がっていった物でした。
そう思うようになったのにはいろんな人との出会いや、自分自身の経験も大きく左右していますが、ここではそんな気持ちを「ぜひ実行に移してみよう」と後押ししてくれた本を2冊だけご紹介したいと思います。
世界で自由に生きたい人たちのカリスマ
今となってはプログラミングやブログなどで世界を旅しながら生活する人も増えましたが、日本人としてその第一人者といっても過言でないのはやっぱりこの人。
個人としてのブランディングを確立し「場所を選ばず生きていくこと」、「日本人としての強み」、「これからの時代をどう生きていくのか」そういったことを今もなお発信し続けていてくれています。
たまに海外を一人旅をしていただけのボクが「海外で生活をするという選択肢もあるのかも」とうっすらと今現在の状況を想像し始めたきっかけのひとつがこの本です。
ボクが憧れる最高にクールな男
一番最後に紹介したいのはこの本であり、この人。
著者である村尾隆介という人はボクが出会った人の中で憧れの男として5本指に入ります。
14歳という歳で単身アメリカへ渡り、ネバダ州立大学を卒業。
中略でものすごい経歴を経て、今現在は中小企業に特化したブランディングコンサルタントとして、日々あちこち飛び回っている人です。
会って少し話すだけでその優しさは伝わってきますし、プレゼンを聞けば終わった後には「この時間はもはやエンターテイメントだった」と明日からすぐに何か始めたくなるような気持ちで会場を去ることになります。
実は先ほどの高城剛さんの本を勧めてくれたのも村尾隆介さんでした。
たしかに村尾隆介さんからも身1つで世界を飛び回れるようなパワーを感じます。
こんな村尾さんがまとめた”世界で活躍できる人が実践していること”は必見です。
>>村尾隆介さんがサポートしてくれたカンボジアオフロードバイクの旅はこちらから
本を読むときに必ずしてほしいこと
ここまでで物を減らしたいと考えている人のためにオススメの本を紹介してきました。
しかし、最も大切なのは読むことではなくそのあとでどう行動するかです。
もし読書が慣れていない方がこの記事を参考にしていたとしたら、これを覚えておいてください。
『まずはひとつ行動に移せるだけで十分』
本はその著者が生きていた経験そのものです。
テクニックが書いてあったとしても、その背景にはそこへ繋がる膨大な時間と経験が存在します。
逆上がりの方法を熟知しても、その体を動かすための筋肉や体力が揃ってないと逆上がりはできないように、その人が書いてあることをそのままやっても、すぐにその人と同じ結果を得られることは絶対にできないのです。
なのでボクたちは一歩先を歩く先人たちの本を読んで、全てを理解する必要はないのです。
人の成長はステップバイステップ。
いえ、めちゃくちゃゆる〜いスロープすぎて、自分自身では成長の実感はできないかもしれません。
でもいつか後ろを振り向けば「こんな場所にいたのか」と思えるでしょう。
『10<3』
これも村尾隆介さんがプレゼンの後に必ず伝えていたメッセージですが、「10個知るより3個行動できることの方が素晴らしい」という物です。
1冊読んだらまずはたったひとつからでもいいと思います。
何か自分の行動に繋げたり発信してみたりしてください。
そうすればこの記事の本だけでもあなたの行動は6つも進化します。
ここまで読んでいただいたあなたにとって、些細なことであっても変化に繋がる記事になっていれば幸いです。
まずは直感でいいので1冊手に取ってみてください。