すべてが安いわけではないセブの買い物事情
『セブは物価が安い』
確かにビールは100円以下で飲めますし
セブの主要な交通手段であるジプニーは
20円以下で乗ることができます。
しかし全てにおいて日本より安いと
言えるわけではありません。
以前諸用があってセブシティにある
ホームセンターに行ってきました。
さすが何でも自分たちでやってしまう国。
トイレや洗面台がずらり。
セブ、というか海外の人たちはこんなのも
平気で自分たちで取り付けます。
何でも人任せにするのは日本人くらいですね。
入浴の習慣がないセブでバスタブまで。
しかも12000円程度とかなり安い。
その他にも照明器具やドアなど
1つのお店で一軒の家すべて作れてしまうのでは
ないかというほどの品揃えです。
ふらふらと店内を歩いていると
ある売り場で驚くべきことが。
それは木材コーナーに行った時。
いろんな種類の木材が並べていて、
サイズや加工方法もさまざま。
「へーサイズはインチが基準なのか〜」
なんて思いながら見た値札にびっくり。
ほとんどの木材が日本で買うのと変わらないか
それ以上の金額をしているではないですか。
日本の大手ハウスメーカーが木材を
フィリピンから大量に輸入していたり、
製材工場を東南アジアに持っているのを
知っていたボクからすると本当にびっくり。
他の方が書いた記事を確認してみても
やはりセブだけじゃなくフィリピンは木材が
ボク達が思っているほど安くはないようです。
おまけにもう1つのびっくりポイントは
石材やタイルがめちゃくちゃ安いこと。
こんなにでかい石の板が1万円しなかったり
日本では1枚買うだけで数百円するようなタイルが
1枚50〜60円程度で買えます。
やはり海外でどんなに安く仕入れても
大きいものや重量のあるものは
輸送のコストが大きくかかるため
日本に持ってきた時には原価が大きく
跳ね上がってしまうということですね。
物価が日本より低いとはいえすべてが安い
という固定概念をぶち壊してくれた日でした。