【シンガポール人の性格】年配の方と子連れへの優しさに驚愕!

 

【この記事の内容はこちら】

・住んでみて大好きになった国シンガポール

・年配や子連れに優しいシンガポール人

・日本人観光客に知っておいてほしい事

 

はっきり言います。

旅行慣れした人にとってシンガポールはきっと刺激が少ない国です。

国土は小さく、歴史も浅い多国籍国家。

正直ボク自身もシンガポールという国に興味を持ったことはほとんどありませんでした。

 

しかし、ひょんな事からここ、シンガポールで生活をするようになって驚いたのは『生活する上でのストレスが本当に少ない』という事。

 

安全で綺麗で計画された都市。

確かにこれを逆に言えば「つまならい」と言えるかもしれませんが、刺激は自分自身が作ればいい。

そう感じていたボクにとって、この国は生活する上で不満の少ない大好きな場所になりました。

 

今日はもうひとつシンガポールでボクが大好きな部分を紹介したいと思います。

 

 

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【シンガポール人の性格】年配と子連れにめちゃくちゃ優しい!

 

シンガポール人の70%は中国系の人です。

これを聞いてどう思いますか?

 

・わがままだろう?

・自己中なのかな?

・他人の事は気に掛けない?

はっきり言って誤解です。

さらに言えば短いながらもシンガポールで生活をしてみてこう感じます。

 

「じゃあボクたち日本人はわがままじゃないのだろうか、自己中じゃないだろうか、周りの目は気にするけど思いやりという視点で他人を気に掛けてあげられているだろうか」

 

そんな事を感じた理由はシンガポール人のこんな性格を知ってから。

『年配の方に親切で、子連れのお母さんに優しい』

これがボクがシンガポール人に対して持っている印象で、実際に生まれたばかりの子供を持つ日本人の友人からも何度も現地人から親切にされた話を聞きました。

 

少し驚きますよね?

どんな国でも大きな都市になるほど貧富の差や、弱者と強者という概念が強くなって立場の弱い人は気に掛けられない。

逆に田舎はそう言った部分が少ないから親切な人が多い。

これが通常世界のどこでも起こりがちなことだと思います。

 

しかしシンガポールに住んでみて受けた印象はまったく逆でした。

人種や年代に関係なく他人への配慮が当たり前に存在している大都市国家

これがボクがシンガポールが大好きな部分のひとつです。

 

 

「よかったらこの席どうぞ」が飛び交う電車とバスの車内

 

こういったシンガポール人の性格を一番感じるのは電車やバスの中です。

 

「よかったらこの席どうぞ」

 

この言葉を聞く事が頻繁にあるのです。

それも電車に乗っている間に聞こえてくる回数が1回や2回じゃない事も。

 

年配の方や赤ちゃんを抱いた女性が電車やバスに乗ってきて席が空いていない時、ものすごい速さで「ここどうぞ」っていう声が聞こえるのです。

性別や年齢に関係ありません。

若い子であっても怖そうな男性であっても反射的とも呼べる速さでこういった声をかけてあげられるのがシンガポール人なのです。

 

私たち日本の都市部ではどうでしょうか?

お年寄りの方が目の前に立っていても寝たフリをする。

少し足を踏まれただけで聞こえるように舌打ちをする。

赤ちゃんがギャン泣きして困っているお母さんに、更に追い詰めるような言葉を発する。

SNSなどでも頻繁に取り上げられる問題ですよね。

 

ボクも東京で生活していた事がありますが、このような光景を日常的に見てきました。

さらに言えば東京で働いていた20代前半の時に「お前はそんな事をしなかったと言えるのか?」と言われると自信を持って「はい」とは言えないのです。

疲れきっていた時に「優先席じゃないから」とか「声をかける勇気がないから」とかいう理由をつけて席を譲れなかったことがボクもたくさんあったと思います。

 

当然こういった問題の背景には日本人の性格上の事や環境にも問題があって「日本人が他人に親切じゃない」なんていう事は同じ日本人としても思いたくはありませんし、シンガポール人みんなが親切かと言われれば当然そんな事もないでしょう。

しかしこの大都市であるシンガポールから気付かされた事はたくさんありました。

 

 

都市国家モデル『シンガポール』と観光客に知っておいてほしいこと

 

ボクはこのシンガポールが『大都市にも関わらず弱者に対する配慮のレベルが高い国』として学ぶ部分が多いと感じています。

 

先ほどもお伝えした通りシンガポール人の性格はもちろん、体に障害を持った人に対しても優しいハイレベルな福祉国家でもあります。

人口が密集した大都市を抱えていたり、国民の高齢化など同じ問題を抱える国としてはシンガポールをモデルとして日本に活かせる部分はたくさんあると思います。

 

長くなってきたので福祉の話はまた別の機会にしようと思いますが、最後に日本人の観光客へ知っておいてほしい事があります。

 

『電車の各シートの端っこの席は優先席です』

 

ということ。

観光で来ているので知らないのは当然ですが、電車の中の端っこの席には優先席があります。

 

観光客と思われる人がそれに気づかず、目の前にいる年配の方へ席を譲ってあげないような光景をよく見かけます。

今回はこの記事をここまで読んでくれて、それを知ってくれる人が増えただけでも嬉しいです。

 

「日本人は親切で優しい」

 

未だに海外の人からそう言ってもらえる事もあります。

とても嬉しい反面、ボクは自分たちを含めた世代がそう言ってもらえるような行動を出来ているかと不安になるのです。

 

・いつまでもそのように日本人が評価され続ける事

・ボクたちより上の世代が海外の人へ残してきた印象

そういった事を守っていく事も海外で生活する上で本当に大切な事だと感じています。

 

 

そういえば・・・

シンガポールって優先席の位置を取ってもとても合理的に計画されてますよね。

東京の満員電車じゃ優先席の前に行きたくてもいけない年配の人、きっとたくさんいますよね。

 

 

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