「マニアックなシンガポールを堪能したい」
「シンガポール国内で自然豊かな場所で過ごしたい」
「日帰り&親子で楽しめる場所は?」
そんな場所を探している方にオススメなのが、シンガポール本島の北東の位置にあるウビン島です。
土地が狭く、次々と都市化が進んでいるシンガポール内で『最後の秘境』とも呼ばれ、自然の風景がそのまま残っている島です。
島内には植物はもちろん、日本では見るとこができない熱帯の動物たちもたくさん。
そのためシンガポール内の日本人の子供が通う幼稚園や小学校の遠足の先として利用されることも少なくありません。
今日はそんな都会の喧騒を離れたウビン島についてご紹介してこうと思います。
・ウビン島ってどんな場所?楽しみ方は?
・ウビン島への行き方と金額
・ウビン島へ行く際の注意事項
【シンガポール】ウビン島ってどんな場所?楽しみ方は?
シンガポールの北東で実はチャンギ国際空港のすぐ近くにあるウビン島。
マレーシアとの国境のすぐ近くに位置する場所です。
本島からボートでわずか10分で行けるというこの島は一体どんな場所なんでしょう。
200年前と変わらない植物や動物が生息する島
ウビン島が人気の理由は何と言っても自然の姿がそのまま残っている事。
それは植物だけではなく動物も。
島内で出会える動植物を少しだけご紹介。
ウビン島の動物①:サル
ほぼ100%の確立で出会えるのが野生のサル。
ウビン島の動物②:イノシシ
こちらも割と高確率で出会えるイノシシ。
警戒心がなくすぐ近くに見れるのでそのデカさに少しビビります。
ウビン島の動物③:ムツゴロウ
川をよーく見てみると見つけられるのがムツゴロウ。
水面から顔を出してパクパク息をしているのがカワイイ。
(日本の固有種かと思ってた笑)
ウビン島の動物④:コモドドラゴン
こちらはちょっとレアキャラのコモドドラゴン。
めちゃデカいくせにビビりなので見つけたらラッキーです。
ウビン島の植物①:マングローブ
熱帯雨林といえば水辺に根を張るマングローブ。
地理の教科書で読んだけど実物を見たことがない人も多いはず。
ウビン島の植物②:ニッパヤシ
ニッパヤシというヤシの木の仲間。
ヤシの実みたいにたくさんの水は入ってないけど、プルプルの実が美味しいらしい。
いっしょに来たベトナム人の子が教えてくれました。
ウビン島で出会える動物や植物はまだまだたくさんあるので、自分の目でいろいろ見つけて見てくださいね。
ウビン島での過ごし方:まずは自転車を借りよう
そんな熱帯雨林の自然が今も残るウビン島ですがどう過ごすのがオススメでしょうか。
島を楽しむために必要なのは何と言っても自転車。
船着き場のすぐ近くにレンタサイクルのお店がたくさんあるので、そこでまずは自転車を借りてください。
今回ボクが借りた店は通常仕様なら8ドル、少し性能の良いマウンテンバイクなら15ドルという金額でしたが違いが良くわからなかったので通常仕様を借りました。
自転車を手に入れたらあとは自由。
島内を好きに周って各々の時間を過ごしてください。
ざっくりですが島内の説明をします。
東エリア:ビューポイントが多く初回はこちらが◎
船着き場を挟んで東と西で分けたとき、東エリアの特徴は以下です。
・舗装されている道は多い
・アップダウンが多い
・ビューポイントが多め
舗装されている道が多い分上り下りが多いですが、ボク的には運動不足解消にちょうどいいかなって感じの道です。
しかも道の途中には展望台や古い民家などビューポイントもたくさんあるので初めてウビン島に来た方はこちらをオススメします。
超巨大なヘリテージツリー(場所はこちら)。
幹には雷に打たれた回数をカウントする機械が。
ボクが見たときは5回だったので増えてたら教えてください(笑)
誰かが別荘にしていたのかな?
古い民家から延びる桟橋は一番人気のフォトスポットです(場所はこちら)。
島の東にある展望台から島内や海、周辺の島が見渡せます。
上から見た景色がこちら。
高所恐怖症のボクにはちょっと・・・(場所はこちら)
西エリア:楽しみ方いろいろなオフロード
まだ未経験ですが、ウビン島に詳しい人に聞いた西エリアの特徴をまとめます。
・オフロード(未舗装)が多いがアップダウンは少なめ
・宗教的な古い建物が点在する
・過ごし方は人それぞれ
東エリアと違うのは舗装された道が少なくアップダウンが少ない点。
お寺や神様を祭った建物も点在しているので、それぞれを目標にしながら自転車を進めていくのも面白いかも。
キャンプ場もあるのでテントを張って夜を超すこともできるので、比較的東エリアより過ごし方の自由度は高いと思います。
(ボクはこんな野生動物がわんさかいる場所で夜は過ごせない・・・笑)
【シンガポール】ウビン島への行き方は?金額は?
自然は言葉や写真ではなかなか伝えることが難しいですね。
次は実際に島までどうやって行くか、費用はいくらか。
その辺の話をしていきましょう。
ウビン島まではチャンギビレッジからバムボートで10分
ウビン島へはフェリーターミナルからボートに乗れば約10分で着いてしまいます。
フェリーターミナルまでの行き方とボートの乗り方はとても簡単。
ステップ①:Changi Village(チャンギビレッジ)のフェリーターミナルへ
まずはチャンギ空港北側に位置するChangi Village(チャンギビレッジ)へ向かって、ボート乗り場へ行きましょう。
【バスの場合】
2番(市街中心部)、59番(ビシャン周辺発)、109番(セランゴーン周辺発)に乗れば行けます。
終点まで行った後は徒歩でボートが乗れる《Changi Point Ferry Terminal》へ。
≫バスの乗り方、ルート確認方法はこちら
【タクシーの場合】
タクシーの場合は直接《Changi Point Ferry Terminal》へ向かってください。
時間にもよりますが市街地から25ドル程度が目安です。
ステップ②:バムボートに乗れば10分で到着
フェリーターミナルに着いたら地下の待合室へ向かって、あとはバムボート(小型船)に乗るだけ。
乗ってしまえば10分でウビン島に到着です!
バムボートの金額と手配時の注意事項
バムボートの金額は1人3ドルです(2019年1月)。
この時にいくつか注意事項があるのでまとめます。
・基本的に12人集まらないと出発しない
・集まらない場合は36ドル÷乗船人数
これを覚えておいてください。
つまり他の乗客がいなくて自分だけでも、36ドル払えば出発してくれるという事です。
※帰りもいっしょです。
【シンガポール】ウビン島へ行く際の注意事項
どうでしたか?
本島はどこも都市化が進んでいるので、自然を求めると国外へなんて選択になりますが、ウビン島なら格安かつ日帰りで楽しむことができます。
最後にウビン島へ行く際の注意事項をまとめます。
注意事項①:虫よけスプレー+雨具+水は必須
島内では常に自然の中を過ごすので虫よけスプレーは忘れずに用意しておきましょう。
またいつ雨が降るか分からないので雨具、そして水も買っておきましょう。
注意事項②:帰りの船は19時までに
本島からのボートはほぼ24時間出ているようなのですが、帰りのボートは19時を目安にしておいてください。
以前行った時はこの時間が最終と言われましたし、帰る人が減ってしまうと12人集まらず一人当たりの金額が高くなってしまう可能性も増えてしまいます。
注意事項③:人間に慣れていても野生
島内にいる動物は比較的人間に慣れているので、すぐ近くで見れることも多いですが、野生動物であることを忘れないでください。
大人しいのは敵意がないから。
むやみに近づく、手を伸ばす、じっと目を合わせるような事は避けましょう。
注意事項④:島内ではローミングサービスをOFFに
マレーシアとの国境がすぐそばのため、場所によってはスマホがマレーシアの電波を拾ってしまいます。
ローミングサービスをONにしてあるとプランによっては料金が跳ね上がってしまう可能性があるので、島に入る前にスマホのローミングサービスはOFFにしておきましょう。
以上ウビン島のまとめでした!
シンガポールの都会の喧騒から離れて、たまには日帰りかつローコストで大自然を満喫してみてください!
【シンガポール生活のオススメ記事】