「国際キャッシュカードで現金を引き出す方法を知りたい」
「海外のATMの使い方を知りたい」
「どこの国でも共通で注意しなくてはいけない事はあるの?」
今回はそんな国際キャッシュカード(国際デビットカード)の使い方に関する疑問や不安を取り除いていこうと思います。
これを書いているボクはスーツケース1個分の荷物で生きている一人旅好きで、現在はシンガポールに住んでいます。
海外旅行の際には三井住友銀行の国際キャッシュカードで現地で現金を引き出して、レートの悪い現金両替をなるべく避けながら旅行しています。
※三井住友銀行は正しくは国際キャッシュではなく国際デビットカードでが機能はほぼいっしょですし、他の銀行でも同じです。
【この記事で得られること】
・海外でのATMの使い方が分かる
・各国共通で気を付けるべきことが分かる
・海外の引き出しで損をしない方法が分かる
海外で現金を引き出す時、抑えるべきなのは6つだけ
海外で現金を引き出す時に、その国のATMによって操作は違います。
しかしいくつか押さえておくべきポイントがあって、それを知っていればどこの国へ行っても心配する必要はありません。
今日はその抑えるべきポイントについて簡単に説明していきます。
その①:カードに書かれているマークとATMの表示を確認
まずは自分の持っている国際キャッシュカードのどこかにこんなマークがないか確認してください。
VISAやMasterなどの場合もありますし、大体の方はPLUSマークかCirrusマークのどちらかも書いてあると思います。
引き出そうとしているATMにも同じマークが書いてあるのを確認しましょう。
その②:カードを入れて英語モードに切り替える
まずは日本と同じくカードをATMに入れましょう。
どこの国でも現地の言語と英語の2種類以上は選べると思うので、英語モードに切り替えておきましょう。
カードを入れる前に何をしたいかを選ぶ必要があるときはWithdrawが英語で引き出しという意味です。
その③:PINコードを入力する
カードを入れると大体次にPINコードがどうたらこうたらという表示が出てきます。
これは何を言っているかというと「暗証番号を入力してください」という意味です。
カードを作る際に決めた4とか6桁の暗証番号を入力しましょう。
その④:引き出しと引き出し先を選択する
先ほどもお伝えした引き出し=Withdrawは暗証番号を入力し終わったこのタイミングで表示させることが多いです。
画面の中から[Withdraw]というボタンを押してください。
そして次に聞かれるのは引き出し先です。
ここでは普通預金口座を意味する[Saving Account]を選択しましょう。
その⑤:指定金額を入力する
ここまで来ればもうすぐ終わりです。
画面から引き出したい希望の金額を入力してENTERボタンを押しましょう。
※こちらの画面の[OTHER CASH AMOUNTS]は表示以外の指定金額で引き出したい場合のボタンです。
その⑥:レシートを受け取る
最後にこんな文が出るはずです。
「Would you like to receive a receipt?」
この通りじゃないかもしれませんが、Receiptと?の文字があったならほぼ「レシートはいるか?」と聞かれているのでYesとかNoで答えましょう。
海外ではATMにカードが入ったまま出てこなくなった!なんてこともまれにあるので、レシートは出しておくことをおすすめします。
お金もカードもきちんと出てきた後で捨てればOKです。
以上が海外キャッシュカードで現金を引き出す方法です。
国によって入力する順序は違っても上記の6項目だけ覚えておけばほぼ大丈夫です。
海外の現金引き出しで最も気を付けるべきこと
海外で現金を引き出す時に一番注意しなくてはいけないのは手数料です。
換算レートについてはそのタイミングによって決められてるのでボクたちにはどうすることもできません。
でも日本円に換算したときにATMによって金額に差が出るのはなぜでしょう。
それが手数料のせいです。
海外で現金を下ろしたときに日本側の銀行で引かれる手数料は一律で100円(税別)や200円(税別)など決まっていると思いますが、同時に現地の銀行でも手数料を取られる場合があるのです。
それはどうやったら分かるのか。
大体は先ほどのATM操作の最後の方で表示されます。
画面の文章の中で少額な金額($5など)が表示されて「これなんだ?」って分を読んでみたら、これが大体手数料のことです。
ボクはこの表示がされたらキャンセルします。
なぜなら現地の銀行側では手数料を取られないATMが大体他にあるからです。
正直画面に表示されない場合は判断のしようがありません(まれにあるようです)。
ボクの場合は引き出した時点でネットからいくら分の円に換算されたのかが確認できるので、手数料が表示されずにかかっていた銀行のATMは使わないようにしています。
まとめ・・・
最後に海外キャッシュカードを使用する際に覚えておくべき項目を一覧でまとめておきます。
【ATMの操作について】
・カードとATMのマークが一致するか確認
・PINとは暗証番号のこと
・引き出しはWithdraw
・普通預金口座はSaving Account
・Receipt?の表示は大体「レシートはいるか?」
【手数料について】
・操作の最後の方で、画面に少額の金額が表示されたらそれは大体余計にかかる手数料のこと
この内容一覧だけスクショしておけば、とりあえずほぼどこの国のATMでも現金を下ろすことができますし、余計な損を避けることができます。
国際キャッシュカードを利用するメリットはやはり現金両替よりレートがいいからです。
お買い得な買い物ができたとしても、そもそもその現金を手に入れるために悪いレートで円に換算されたら意味がないのでこのポイントだけでも押さえておきましょう!
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