クアラルンプールの観光名所として有名なブルーモスク。
正式な名称は『スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・モスク』。
長すぎるのでブルーモスクでいきましょう笑
イスラム教徒の礼拝堂として建てられて、プトラジャヤ(通称:ピンクモスク)と並ぶクアラルンプールの人気スポットです。
日本のガイドブックにはよく載っているんですが、他の国にはあまり知られていないようで、現地で出会った韓国人たちに聞いてみても「知らなーい」って感じでした。
その為ボクが訪れた時も週末にも関わらず割と空いていて、ゆったりと過ごす美しいモスクを堪能することができました。
今回はクアラルンプール在住のボクもオススメする、ブルーモスクの情報と行き方をまとめます!
ではまずは美しい建物を見てもらって「行きたい!」って気持ちを高めていただきましょう!!
【この記事の概要】
・ブルーモスクの魅力をざっくり紹介
・ブルーモスクの行き方
・ブルーモスク訪問の際の注意事項まとめ
※行き方と注意事項だけ気になる方は下まで飛んでください。
ブルーモスク行き方の前に基本情報
まずは外観から。
ブルーモスクに着くと正面にまっすぐに伸びた道を進みます。
真っ赤に咲いた花とモスクのコンストラクトがとても美しいですね。
その先を進むとモスクの正面には、円形の広場があります。
真ん中には噴水が設置されていて、カップルや家族連れが座ってゆったり過ごしていました。
ブルーモスクの全景を眺めることができるフォトスポットの1つがこちらです。
さてさて。
では中へ入っていきましょう。
大理石の床と白い柱。
ポイントで青く塗装されていて、ガラスの天井越しにモスクを象徴する円形屋根を眺めることができます。
宗教的な意味合いもあってかすごく落ち着く場所です。
少し離れて屋根と塔をいっしょに写してみてもとても美しい。
モスクは靴を脱いで入場する必要があるのですが、靴下も脱いで裸足になることをオススメします。
足元がひんやりしてとても気持ちいい♪
礼拝堂の中はこちら。
「え、ここは青いガラスじゃないんだ」って思いました?
ボクも思いました笑
まぁいいじゃないですか、あどけなさが出たんですね。
色に関する違和感はあるにせよ、とても綺麗な内観です。
中ではムスリム(イスラム教徒)のみなさんがお祈りをしているで、うるさくしないようにしましょう。
写真はこんな感じです。
ぜひみなさんには実物を見てほしいのでこの辺にして、パパっと行き方とか注意事項の説明をしちゃいましょう。
(決してめんどくさかったからじゃないです)
ブルーモスクへの行き方は電車よりバスがおすすめ
ブルーモスクへの行き方は電車、バス、タクシーなどありますがオススメはバスです。
理由は何と言っても安いですし、歩いて行ける距離の場所で降ろしてもらえる点。
まずはクアラルンプール中心部から行く際のバスの乗り場から紹介します。
※バス利用の際に現金での支払いは出来なくなりました。ICカード利用による乗車方法は下記の記事を御覧ください。
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①電車でPasar Seni(パサール・スニ)駅まで行く
まずは電車でPasar Seni(パサール・スニ)駅まで行きましょう。
クアラルンプール市内のハブになっているKLセントラル駅からもすぐで、チャイナタウンの最寄り駅です。
最近開通したMRTやLRTでこの駅に行くことができます。
どちらもタッチアンドゴーが使える電車なのでここまでは楽勝!ですよね?
②SHAH ALAM(シャーアラム)行き750番のバスに乗る
駅に着いたら次はバスターミナルへ。
ターミナルは駅に直結しているので改札を出たら、ブルーモスク行きのバスが出ているプラットフォームBを探しましょう。
(Google Mapが開きます。実際の場所と少しずれている可能性あり)
乗るのは750番のSHAH ALAM(シャーアラム)行きのバス。
看板に750番と書いてあるのでそれを見つけたら看板の下で待ちましょう。
特に時刻表はありません。
電光掲示板に次の発車の時刻が書いてあるので確認しましょう。
30分に1度くらいしか出ていないようなので時間があるなら、近くにあるヒンズー教の寺院で観光スポットのスリマハマリアマン寺院へ行ったり、中華料理を食べてお腹を満たしてもいいかもしれません。
さぁバスが来たら乗りましょう。
前のドアから乗ったらタッチアンドゴーをカードリーダーにかざして乗車。
③降りる場所に注意!ブルーモスクは終点じゃない!
バスに乗ったらブルーモスクは約1時間くらいで着きます。
その時に注意してほしいのが、ブルーモスクが終点ではないってこと。
寝ていたら降りるべき場所から通り過ぎてしまいます笑
降りる場所はこちら。
近づいてきたらピンポン(死語?笑)を押して降りましょう。
降りたらこの画像の通りテクテク歩きましょう。
Google先生がおっしゃるにはバス停からブルーモスクまでは700mです。
暑い日やスコールの日は少しビミョーな距離ですが頑張りましょう。
④帰りも油断は禁物。750番を探せばいい訳じゃない!
念のため帰りのことも。
バスは同じターミナルから乗ってPasar Seni(パサール・スニ)駅へ帰ることができます。
しかし・・・!
先ほども少し触れたように、ブルーモスクは終点ではありません。
なのでここに来る750番のバスも2種類。
1つは来る時に乗ったShah Alam(シャーアラム)行き。
そしてもう1つはPanar Seni(パサール・スニ)行き。
帰りに乗るのは750番のこのPasar Seni(パサール・スニ)行きのバスです!
注意してくださいね。
乗る場所もご紹介。
この場所から帰りのバスに乗りましょう。
また約1時間でチャイナタウンの同じ所まで帰ってくることができます。
ご苦労様でした(^^)
ブルーモスクの詳細情報と注意事項まとめ
最後にブルーモスクの注意事項についてまとめました。
「現地まで行ったけど入れなかった」なんて事も多発しているのでぜひ事前にチェックしましょう。
礼拝中は入れない?訪問時間に注意
上記が観光客が訪問できる時間帯です。(2020年4月現在)
イスラムの方たちがお祈りをしている時間帯は観光客は入場することができません。
【金曜日以外】 | 【金曜日】 |
午前8時〜午後1時 | 午前8時〜午後12時15分 |
午後2時〜午後5時 | 午後2時45分〜午後5時 |
※金曜日が定休日という情報もありますが、金曜日も入れます。
※空いている時間は結構頻繁に変わるので、下記のサイトをみましょう。
ブルーモスク公式サイト(日本語に自動翻訳しましょう)
入館料は無料です(^^)
イスラム教のルールに沿った服装を
ブルーモスクに入場する際、女性は肌や髪?頭?の露出は禁止されています。
しかしモスクにはレンタルのローブがあるのでご心配なく。
男性の場合は足や肩の露出などをしていなければOK。
ジーンズとTシャツでも入れます。
もしハーフパンツやタンクトップで訪問したとしても、男性用の服も借りることができます。
女性、男性共にレンタル料は無料。
カップルの方はあえて2人とも服を借りて写真を撮ってもらうのもいいかもしれないですね(^^)
無料で日本語?ガイドが付いてくれる
他の方の情報にもある通り、ブルーモスクではガイドが付いてくれます。
日本人の観光客が多いらしく、片言の日本語をしゃべれるガイドさんも。
これまた無料というのが嬉しいところ。
ブルーモスクの歴史やイスラム教のことをいろいろ教えてくれます。
しかしボクのオススメはブルーモスクに限らず、宗教や歴史に関するスポットに訪れる時は少し予習していった方が楽しみが倍増する、ということ。
ボク自身がいろんなところに訪れた後に興味を持って調べた時に「行く前に知っておけばよかった」と思うことがたくさんありました。
ぜひバスの中でもいいのでイスラム教の事やブルーモスクのことを調べてみてください。
以上がブルーモスクに関する情報です!
正直、訪問客の数で言えばもう1つのピンクモスクの方が上でしょう。
しかしその分人ごみに紛れたりせず、ゆったり見れるのがブルーモスクです。
教会でもお寺でも、宗教上の建物はガヤガヤしていない方が雰囲気出るじゃないですか。(ボクだけ?笑)
帰り道にはこんな大きめの公園もあるので、ブルーモスク訪問は1日をゆったり過ごせる貴重な日になると思います。
クアラルンプール市内の喧騒を抜けてたまにはこんな日もいかがでしょうか。
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