ロペ君はもともと英語が出来たんでしょ?
これはきっとコネだな・・・ボソッ
こんにちは、スーツケース1個分の荷物で生きるライトネシストです。
グローバルな社会が広がる中で海外で働きたいと考えている人も増えているのではないでしょうか?
ボク自身も海外就職を果たした人間の1人で今はシンガポールで生活しています。
今回の記事はまさに
そう考えている方のための記事です。
なぜならボク自身が、ちょうど2年前にセブ島の語学学校で受けたTOEICの模擬テストの結果は100点台だったからです。
「100点台なんて見たことない」と何度言われた事か。
今もなお勉強中のボクですが、そんな英語弱者だからこその視点で『英語力ゼロから始める海外就職』についてお話していこうと思います!
【語学力について】
- 中学英語を復習しよう
- オンライン英会話を始めてみよう
- 海外一人旅をしてみよう
- 海外で中期滞在をしてみよう
→海外転職を目指す英語力の目安は?
【転職活動について】
- 必要書類を用意しよう
- カウンセリングを受けてみよう
- 転職エージェントに登録しよう
- 実際にその国を見に行こう
- 内定+就労ビザを取ろう
海外転職で最低限抑えるべき3つの事
【目指せ海外転職】英語力ゼロからの勉強法
ボク自身がやったことと失敗したことを振り返ってまとめるね!
まぁじっくり進めていこう!
語学ステップ①:中学英語を復習しよう
まずは忘れてしまっている中学英語を復習しましょう。
復習するべき項目はまず文法と単語です。
まずは本屋さんへ行って中学生用のドリルを買って来ればOKです。
1年生から順にやってみてドリルの中の解説が理解できない場合はそれぞれの参考書を買いましょう。
単語も中学校で習うレベルでとりあえずはOKです。
単語の習得に欠かせないのは反復です。
膨大な数を広く覚えるより、まずは覚えるべき単語を絞って何度も見返すことから始めましょう。
電車の中やちょっとした空き時間にも取り出せるような物がオススメです。
ここまでの準備をしないで英会話スクールやオンライン会話を始めるのはお金がもったいないです。
【おすすめ中学英語ドリル】
【中学文法おすすめ本】
【英単語習得おすすめ本】
ステップ①の間にできる事
この間に外国人がよく集まるBARなどへ友達と行ってみる事をおすすめします。
最近はHUB(ハブ)なんかが人気ですね。
先に言いますがきっと何も話せないと思います。
しかしこういったBARの一番良い所は日本語を話せる外国人が多い事。
通っている間に顔なじみになる人もいるでしょう。
この段階ではまず英語より先に『外国人』に慣れておいてください。
※女の子は怪しい男性のすり抜け方もね(←これ海外に出たらめちゃくちゃ大切です)。
語学ステップ②:オンライン英会話を始めてみよう
英文法と単語は中学レベルを何となく理解できていればOKです。
目安としては中学校3年生で習う事はスラスラ答えられなくてもまずは問題ありません。
次に『オンライン英会話』を初めてみましょう。
少し前から話題のアレですね。
Skypeで外国人の先生から直接レッスンを受けられるサービスです。
たくさんのサービスが存在しますが、毎日25分のレッスンを月額6,000円程度で受けられる物が多いです。
受けるレッスンは基本的に興味のある物でOKです。
なぜならここで一番重要なのは英会話に対するストレスを感じず楽しむ事だからです。
【オンライン英会話オススメ記事】
ステップ②に対する補足
オンライン英会話を始める時に、ひとつ勇気を振り絞らなくてはいけません。
それは『海外の人とビデオ通話をしなくてはいけない』ということ。
電話社会で育っていない世代には大変な一歩だと思います。
大丈夫、それはあなただけじゃなくみんな同じです。
ボクも未だにSkypeを取る前はドキドキしてしまいます。
どうしても無理と言う人は、まず英会話教室へ行くのもアリです。
週1で英会話教室へ行くより毎日オンライン英会話を続ける方が上達します(基本的に)。
なので本来この段階で教室は避けてもいいのですが、どうしてもオンラインで話す勇気が出ない方は英会話スクールへ行き、外国人の先生を担当にしてもらいましょう。
でもオンライン英会話は避けられないので、それを前提にがんばりましょうね。
語学ステップ③:海外一人旅をしてみよう
ここまでの努力の成果と成長を実感しに行きましょう。
『海外一人旅』に挑戦してみてください。
タイミングの基準としてはオンライン英会話で緊張せずレッスンを受けられるようになった程度が良いでしょう。
早い人は1か月くらいで慣れちゃうと思います。
単独行動が苦手な人はここも踏ん張りどころです。
しかし帰ってきて一回り大きくなった自分に気付けることは保証しますので頑張ってみましょう。
オススメは現地のツアーに参加する事です。
【現地ツアーの参加おすすめの理由と方法】
初めての海外一人旅オススメの国
・アメリカ(本土)
・イギリス
・カナダ
・オーストラリア、ニュージーランド
・フィリピン、マレーシア
・シンガポール
・ドバイ
※おすすめ順です。
シンガポールは英語が通じますが、結構最初に中国語で話しかけられてしまうため。
意外とオススメじゃない国(地域)
・ハワイ
・グアム
・香港
・一部ヨーロッパ
ハワイとグアムはびっくりするほどみんな日本語で話し掛けてきます。
これではなんの緊張感もないのでNG。
香港は意外と英語が通じません。
ヨーロッパも英語がきちんと通じる国であればいいですが、事前に下調べが必要でしょう。
【海外一人旅で覚えるべきフレーズまとめ】
語学ステップ④:留学かワーホリに行ってみよう
出来る人は限られてしまうかもしれませんが、海外へ短期留学かワーホリへ行ってみましょう。
ここでの目的は英語の上達と海外での生活を体験する事です。
短期留学でコスパを重視するのであればセブ島やマレーシア辺り。
がっちり英語に浸かりたい人はイギリスやアメリカがいいですがやっぱりコストは跳ね上がりますね。
期間は最低1カ月以上をおすすめします。
数週間で英語の上達は微々たる物ですし、もう一つの目的である現地の事を知れないまま帰国になってしまうからです。
現地滞在のもうひとつの方法としてワーホリがあります。
この辺の説明はあまり必要ないですよね?
ただワーホリに行く前にも1カ月程度はセブ等で留学してから行く方がいいでしょう。
英語圏へ飛び込むワンクッションとして英語を第二言語として持っている国で英語を学ぶのは、ワーホリ先のスタートが全然変わってきます。
「海外に出る時間なんてない」なんて人は?
・仕事を辞める訳じゃない
・そんな長期の休みは取れない
・ワーホリに行ける歳じゃない
そんな人もいるでしょう。
大丈夫。
海外に行かなくてもきちんと日本国内で英語を伸ばす事はできます。
【日本国内で英語を上達させる方法まとめ記事】
海外転職について英語レベルの目標地点は?
じゃあ次にその目安について話して行くね。
ここまで英語の上達方法をメインに各ステップアップを紹介してきましたが、目的は海外転職をするためでしたね。
ボクが忘れてしまうところでした(笑)
今後もずーーーーっと英語の勉強は続きますが、海外転職するにあたってどれほどの英語レベルが必要なのでしょうか?
業種や持っているスキルの専門性などによっても全然変わって来てしまいますが、まず基準として分かりやすいところでTOEIC 500点程度を目指してみるといいと思います。
東南アジアで働く際にも求められるレベルはもう少し上の場合が多いようですが、それは転職活動をしながら伸ばして行ける部分です。
まずはTOEIC500点程度を確保できたら次のステップへ行きましょう。
「TOEICを受ける予定がない」
「もっと早く動きたい」
そんな方は英語を使って海外一人旅が余裕でできる状態でもまぁ次のステップへ進んでも問題ないでしょう。
(再三になりますが専門スキルを持っている方などはこの限りではありません)
※ちなみにTOEIC100点台だったボクですが8カ月後には550点程度まで上がりました。
海外転職活動の進め方ステップ5
英語の準備についてはここまで書いた内容でまずはTOEIC500を目指せばOK。
その続きの話をしていこうか!
必要な事はどの国も大体同じだからゆっくり進めていこう!
転活ステップ①:履歴書と職務経歴書を用意しよう
海外転職をするには最低でも3つの書類が必要です。
①履歴書
②職務経歴書
③英文レジュメ(履歴書)
しかしこの段階ではまず履歴書と職務経歴書を作成しましょう。
「そんなのちゃんと作れない」という方もいるかもしれませんが、ダメです許しません(笑)
まずは何とか自分なりに作ってみてください。
大丈夫です、ここでの目的は完璧な書類を作る事ではありません。
もっとも重要なのは『自分の持っているスキルや経験を自分自身が改めて理解する事』だからです。
これから転職エージェントや面接官などさまざまな人に自分の事を話す事になりますが、まずエージェントさんに対して自分の話が出来ないとエージェントさんは助けたくても助けてあげられません。
転活ステップ②:カウンセリングを受けてみよう
自分の能力やスキルを何となく精査出来たら転職エージェントへ登録!と行きたいところですが待ってください。
その前に一度自分の状況を第三者の目で判断してもらう機会を設けましょう。
具体的なアドバイスですが『GJJ海外就職デスク』さんの無料カウンセリングを受けてみましょう。
(自分もGJJさんに登録していましたが回し者ではありません笑)
このステップでは行きたい国が決まっている方も含め、今現在の海外情報を得る事が目的です。
ネットの記事が悪い訳ではありませんが、海外の情報はすぐに古くなります。
特に東南アジアでは半年前の物もあてにならない事があるほど。
自分の英語力や専門スキル、就業経験を元にどの国が向いているのか、どの業種なら需要があるのかなどざっくりした目標を少しずつ絞り込んでいきましょう。
GJJさんで同時に出来る事①:セミナー参加
GJJさんでは海外転職に関するセミナーも多数開催しています。
大手転職エージェントさんを招いて各国の現状についてお話が聞けたり、国や業種を絞ったものもあります。
・カウンセリングでは自分の行きたい国が絞り込めなかった方
・気になる国があるが、就職できるか可能性を探りたい方
・現地で生活する人の生の声が聞きたい方
こんな方はどんどん参加してみましょう!
GJJさんで同時にできる事②:有利な書類作成
ステップ①でまだ作っていない書類があるのを覚えていますか?
『英文レジュメ(履歴書)』です。
はっきり言って英文の履歴書は日本の物と全然違います。
GJJさんのサービスでは英文レジュメはもちろん海外転職に有利な書類(日本語の履歴書と職務経歴書)
GJJさんで同時にできる事③:転職エージェント紹介
次のステップにも繋がりますが、書類関係や目指した業種・国が定まったらGJJさん経由で転職エージェントさんに繋げてもらえます。
詳しくは次の項目で。
【GJJさんの詳しい情報はこちらから】
転活ステップ③:転職エージェントに登録しよう
「海外で働ければ何でもいい」はダメ
転職エージェントさんに登録するのはこの段階です。
というのは書類がまとまっていなかったり、やりたい事や国がまったく定まっていない内はエージェントさんもどんな企業を紹介すればいいかわからないのです。
例えばあなたが恋愛経験豊富だとして、友人が「彼氏欲しいなーもう誰でもいいんだけど」って言ってたら全力で協力してあげる事はできますか?
「誰でも言い訳ないだろうし、紹介のしようがない」って思いませんか?
エージェントさんも一緒です。
「海外で働ければ何でもいい」という人や「準備を1から教えてください!」という人に協力してくれる人は時間がたっぷりある方だけでしょう。
転職エージェントはどんどん登録してよし
話は反れましたが、目標の国が見つかったらその国もしくはその国を扱っているエージェントさんに登録しましょう。
賛否があるかもしれませんが、ボクは登録したエージェントさんがすぐに紹介できる案件がないのであれば、どんどんいろんなエージェントさんに登録していいと思います。
というのもエージェントさんによって業種別やエリアなど強い部分と弱い部分を持っているからです。
IT関係の案件はあまり持っていなくても、エージェントさんは「うちはIT系は弱いんですよ」と正直に話してくれる人は稀です。
タイミングによっては「あ、ちょうどいいのがありますよ!」なんて事も少なくないのでどんどん登録しましょう。
※ただしエージェント別に状況はしっかり何かにまとめておきましょう。
転職エージェントにお願いするしかないのか?
企業を見つける方法はエージェントさんに頼むしかないのか。
そんな事ありません。
行きたい業種が決まっているならネットで調べて直接コンタクトするのももちろんOKです。
海外の企業はぴったりの人材が見つからなくて困っている事も結構あります。
「エージェントには登録していないけどいい人がいれば」と考えている企業も少なくはありません。
もし直接応募する方法が見当たらなかったらエージェントさんに「この企業を受けてみたいんですが」と相談してコンタクトを取ってもらうのもアリです。
ステップ④:実際にその国へ行ってみよう
これはとても重要ですし、余裕があればもっと早いタイミングでもいいです。
どこの国へ行くかを絞り込んだら一度はその国を直接見に行きましょう。
数日で全ては把握できないにせよ、直接自分の目で見て自分の肌で感じた感覚はとても大切です。
もし事前に訪れることが難しいのであれば「ここだ!」と感じる企業と出会って面接をする時もいいですね。
海外転職ではSkypeで面接する事も多いです。
しかし「そちらへお伺いしますので直接面接してください!」と言えば自分の熱意を伝えるポイントにもなりますし、実際にその国を見るチャンスにもなります。
【渡航準備で参考にしたい記事】
ステップ⑤:内定をもらったら就労ビザの取得をしよう
内定おめでとうございます。
でもまだ喜ぶには早いです(いや喜んでいいんですけど)。
海外転職はここまで来た方ならご存知の通り就労ビザの申請が始まります。
『外国人であるあなたがその国で働く許可』ですね。
これは内定を出した企業が手続きをする場合がほとんどです。
なのであなたはビザが下りるかどうかの結果を待つことになります。
これで就労ビザが下りれば晴れてあなたが夢見ていた海外転職が実現の物となります。
最後に忘れてはいけない事
内定をもらって就業ビザが下りたら各エージェントさんに決まったことを報告しましょう。
あなたが連絡をしない限りエージェントさんはずっと紹介できる企業を探す事になってしまいます。
これまでのお礼も兼ねて「別のエージェントからになってしまいましたが、就職先が見つかりました。これまでいろいろありがとうございました!」と連絡をしましょう。
【結論】海外転職を成功させる為に必要なことは3つ
今回海外転職を成功させるまでに必要な道のりをざっくりで解説してきました。
しかしこれはあくまでも一般的な例であって、専門職としてのスキルがある場合や、目指したい国・業種によってもいろいろ変わってきます。
ただこれだけは最低限必要だと言える共通の物を3つを挙げます。
①現地で生活に不自由を感じない程度の英語(もしくは現地語)
②自分の持っているスキルと経験を自分自身がよく理解すること
③自分の強みがきちんと伝わる応募書類の作成
この3つです。
「揃ってなくても海外転職はできるでしょ」って思う方もいるかもしれません。
でもボクは「それで充実した毎日は送れますか?」と思うのです。
現地でまったくコミュニケーションが取れない。
自分の強みが分からず、とりあえず働ける所で働きはじめた。
得意分野が相手に伝わっておらず、誰でもできる業務に回された。
こういった状態になって海外で働く事に後悔して欲しくないのです。
一見難しい条件に見えますが、現地で生活する上で英語のレベルなんて1~3カ月あれば身に付くレベルですし、自分の能力も第三者の目を通すことでいろんな事が見えてきます。
ボク自身もTOEICが100点台という状態から1年半後にはシンガポールで働く事になりましたが、それにはいろんな方がサポートをしてくれてボクだけの力では絶対に無理でした。
この記事はその経験が海外転職を目指す人のヒントになればという想いでまとめました。
ボクと同じように英語が全然できない状態からでも海外へ移ることは可能です。
まずは今これを読み終えた段階で自分の状況に合ったステップから始めてみてください。
1年後はこの記事を海外から読んでいるあなたがいるかもしれません。
《海外就職決定!その後の準備は?》