“頼まれごと” は “◯◯◯ごと”?
プレッシャーとはなんでしょう。
カンボジアオフロードバイクの旅で
ボクに絵本を託してくれたRyuさんが
以前こんなことを言っていました。
「頼まれ事は試され事だと思っています」
なるほどなって思うと同時に
自分は人からの頼まれごとをそういう風に
受け取れていただろうか。
とグサッと刺さった一言でもあります。
自分にとって少し難しいと感じることにも
ポジティブな気持ちで向き合えていただろうか、と
これはまた別のある人が言っていたこと。
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プレッシャーとはなんだと思いますか?
あなたは高跳びで30cmを飛べと言われたら
プレッシャーを感じますか?
NOだと思います。
またぐだけで誰にでも簡単にできますから。
では、5mを飛べと言われたらどうですか?
これもNOだと思います。
挑戦をするまでもなく不可能です。
ところが男性なら1m50cmくらい、
女性なら1m20cmくらいだとどうですか?
やってみたら出来そうですし、
すこし難しそうな気もするので
挑戦するときにドキドキします。
そう、これがプレッシャーです。
プレッシャーは簡単すぎても、
明らかに不可能でも感じる事はありません。
出来るかどうか微妙なラインだからこそ感じる。
出来るかどうかはやってみないと分からない。
自分には不可能に感じても、他人からは
「この人にはもしかしたら出来るかもしれない」
そう思われている。
そういう要求がプレッシャーの正体です。
可能性があることにしか感じないプレッシャー。
そのメッセージを無視し、自分には出来ないと
決めつけるのはもったいない。
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頼まれ事は試され事。
それは他者からでもあり、
自分自身への挑戦でもあるんですね。
30cmを飛び続けるだけの人生か
1m50cmにも挑戦してみるのか。
そう考えたら人の成長は
どれだけプレッシャーから逃げなかったか。
それだけの違いしかないようにも思える。