「英語力がまったくないけど海外旅行へ行きたい」
「最低限覚えるべきフレーズは?」
「楽しむために準備しておくべきツールは?」
今回はそんな言葉の問題をクリアしていこうと思います。
こんにちは。
スーツケース1個で生きるライトネシスト(@lope_lightness)です。
これを書いているボクは学生時代もっとも苦手な教科は英語。
高校卒業依頼まったく英語に触れないままの状態で、サンフランシスコへ一人旅に行き、それから数年たった今はなぜかシンガポールで生活をしています。
サンフランシスコへ行った時、英語のレベルは本当に笑えない状態でした。
苦肉の策で覚えて行ったフレーズもたったの2個。
それでも忘れられないほど楽しい思い出になったのは、現地でたくさんの楽しい出会いがあったから。
「どうしてそんなレベルでコミュニケーションを取れたのか」
その時にやった英会話の具体的な準備と、その後の旅で「こうしておけばもっと楽しめた」という反省点も踏まえてまとめて行きます。
・最低限覚えておくべき英会話フレーズ
・旅行までの日数別英会話のおすすめ準備方法
・事前に準備するべき個人的おすすめ翻訳アプリ
・旅行に持っていくべき便利アイテム
海外旅行英語:最低限覚えるべき英会話フレーズ2選
この項目では
- すでに旅行が始まってしまっている人
- 旅行まで1週間以下しか時間がない人
- 海外出張でパパッと最低限の英語を知りたい人
このような人のために、基本のおさらいと最低限覚えるべき英会話フレーズをご紹介していきます。
海外旅行英会話:基本のあいさつ
これを書く必要があったかどうかは分かりませんが、あいさつはどの国へ行っても基本ですね。
こんにちは | Hello |
こんばんは | Good evening |
ありがとう | Thank you |
ちょっとすみません | Excuse me |
ごめんなさい | I’m sorry |
さようなら | Good bye |
この辺でしょうか。
さらに付け足すとしたら、この辺を覚えておくとちょっとカッコいいです。
「どういたしまして」(Thank youと誰かに感謝された時の返事)
→You’re welcome.(ユア ウェルカム)
「全部よかった(美味しかった)!」
→Everything was great.(エヴリスィン ワズ グレイッ)
覚えるべき英会話フレーズ①:「これください」
基本的な挨拶に加えて、覚えておいて欲しいフレーズのひとつめは「これください」です。
レストランでオーダーする時や何か買い物をしたい時など、指を指してこれを言うだけで伝わるのでこのフレーズは必須です。
「これください」
→I’d like this.(アイド ライク ディス)
Can I have this?(キャナイ ハブ ディス)でもいいので使いやすいほうを選んでください。
それもムリ!って人はThis one, please.(ディスワン プリーズ)で乗り切りましょう(笑)
覚えるべき英会話フレーズ②:「〜はありますか?」
次にご紹介する覚えておくべきフレーズは「〜はありますか?」です。
Is there~?も「ありますか?」と訳せますがもっと使い勝手が良いフレーズがあります。
「~はありますか?」
→Do you have~?(ドゥーユーハヴ~?)
例文を見てみましょう。
- 日本語メニューはありますか?→Do you have a Japanese menu?
- Wi-Fiはありますか?→Do you have Wi-Fi?
- ビールはありますか?→Do you have any beer?
こんな感じで万能に使えるフレーズがDo you have~?です。
英語力ゼロから海外旅行を楽しむ最速の方法
次は旅行まで1~3カ月程度ある人にオススメの準備です。
正直先ほどご紹介した日常会話フレーズだけで、海外旅行はなんとかできますが、できれば少しでも現地の人とのコミュニケーションを楽しんでほしい。
その為にあまり大きな費用をかけずにできる最速の方法をご紹介します。
その方法はズバリ『オンライン英会話レッスン』です。
オンライン英会話とはSkypeなどのビデオ通話アプリで、海外の講師から授業を受けられるサービスです。
1日25分程度を1コマとして毎日受けられる物が多いです。
毎日25分を出来れば3カ月、最低でも1カ月以上続けてみてください。
(1か月の場合は1日2コマ(50分)のプランがオススメ)
ただし!
先に言っておきますがこれくらいでは驚くほどの成長はできません。
「じゃあやる意味ないじゃん」
と感じると思いますが、オンライン英会話で期待できる一番の効果はこれだと思います。
『ワケの分からない事を言われても動じなくなる』
海外に出た時のもっとも大きな障害は、英語が話せない事ではなく理解できない言語をぶつけられた時の動揺です。
要するにテンパってしまって冷静な反応ができないのです。
こういった動揺を解消してくれて、かつ挨拶程度のフレーズが考えなくても口から出てくるくらいのレベルにはなれます。
これって実は旅を楽しむための大きな成長なんですよ。
まずは3カ月やり切ってみてください。
帰ってきた後に「やってよかった」と思えるはずです。
≫オンライン英会話を3カ月続けるコツはこちら
「英会話を続けたいのに続かない」「まずは3ヶ月休まずやって自分を褒めてあげたい」「継続するための具体策を知りたい」 この記事ではそんなことで悩む人へ解決のヒントを自分なり[…]
海外旅行に準備しておくべきおすすめ英語ツール(アプリ)
旅行前に準備できる英会話には限界があります。
でも自分の能力以外でもいろんな方法でカバーできるのが現代。
旅へ行く前に用意しておくべきツールをご紹介します。
おすすめ英語翻訳アプリ①:『Google翻訳』
キングオブ翻訳アプリと言えばやっぱりGoogle翻訳。
使い方は説明するまでもありませんね?
というかいろんな方が解説してくれているのでボクはしません(笑)
でもボクなりにキーポイントを少しだけ補足しておきます。
オフラインの時の準備はしておこう
海外ではWi-Fiがなくてネットが繋がらないなんて事も割とあります。
その時のためにGoogle翻訳は『オフライン翻訳』という機能があります。
日本にいる間にあらかじめ日本語と英語の2つをダウンロードしておくことで、電波がない場所でも翻訳機能を使用することができます。
しかし機能はオンラインより劣るので長文などは精度が落ちるので注意が必要です。
よく使うフレーズ、使いたいフレーズは保存しておく
もうひとつ活用してほしいGoogle翻訳の機能は『フレーズ集』です。
実際に海外旅行で現地の人とやり取りをした時の感想は「とっさにGoogle翻訳なんて出してる余裕がない!」でした。
その対策としてボクがしていたのが、よく使うフレーズやこれから行く場所で伝えたいことをあらかじめ英文に訳して保存しておくという方法です。
例えばレストランへ行く前に「オススメの料理はなんですか?」とか、
インフォメーションに行く前に「バスチケットはここで買えますか?」とかこういうものです。
これの英訳を保存しておいて、見ながら読んでもいいし最悪の場合はそのスマホの画面を相手に見せればOKです。
おすすめ英語翻訳アプリ②:『Dear Translate』
もう一つGoogle翻訳以外にオススメしたいアプリが『Dear Translate』。
こちらは以前別の記事でご紹介しているので、紹介は割愛しますが英語も日本語も声の認識がめちゃくちゃ正確で言葉が通じない相手との会話にはもってこいのアプリです。
ぜひ騙されたと思って一度インストールしてみてください。
ボクはこのアプリから中国の作ったアプリの脅威を感じました。
「え、Google翻訳超えてるじゃん」と。
・音声認識レベルが半端じゃない
・収録言語数にビビる
・使い方がサルでも分かるレベル
気になる方はこちらの記事をチェックしてみてください。
「高性能な翻訳機能アプリがほしい」「英語が苦手だけど海外旅行へ行く」「仕事で海外の人とのやりとりがある」そんな人にオススメする記事です。 これを書いているボクはシンガポール在住なのですが[…]
海外旅行の英語:最後はやっぱりアナログが安心
最後のツールとしてオススメするのは、やっぱりアナログで持ち運べるサイズの英会話ハンドブック。
ぶっちゃけこれが活躍することはないでしょう。
でも・・・
- もしスマホをなくしてしまったら?
- オフラインの準備を何もしてなかったら?
- 本当に伝えたい事がつたわらなかったら?
そんな時に活躍してくれるのはやっぱりアナログな本です。
これはもう安心料もしくは保険だと思って英会話初心者は用意してください。
オススメは指さし会話帳シリーズ。
シーンに分けてフレーズが乗っているので、どうしても相手に伝わらない時はそのフレーズを指させばOKですよ~という感じで作られています。
飛行機の中や移動中に簡単なフレーズの勉強にも使えます。
【まとめ】英語力がなくても海外旅行は行けるし楽しめる!
英語力がなくても誰でも海外旅行へ行けるようになるための準備を書いてきました。
こちらに内容をまとめます。
・「これください」と「~ありますか?」だけで旅行中はほぼ乗り切れる
・1〜3ヶ月のオンライン英会話で多言語の恐怖心をなくす
・オススメアプリは『Google翻訳』と『Dear Translate』
・英会話ハンドブックは保険で持っておく
極論を言ってしまうと、中学英語すら忘れてしまっていてもこれだけ押さえれば「明日から行くぞ」と言われても飛行機の中の予習でどうにかなるレベルです。
ボクも「英語ができないのに海外一人旅なんて大丈夫かな」という不安な気持ちがありました。
でもやってみたら意外と難しくはなかったしすべてがどうにかなったのです。
むしろボクがこの記事を書いた理由は「行くなら出来る限り楽しんで、よい思い出にしてほしい」そう思ったからです。
英語がもっとも苦手な教科で海外なんて一切興味なかったボクが、こうしてシンガポールで英語を使いながら生活している。
本当に不思議ですがそれだけ期待を大きく超えてくれたのもサンフランシスコでの海外一人旅でした。
この記事が誰かひとりの「やってみよう!」のきっかけになってくれたら嬉しいです。
「英語力ゼロだけど海外旅行に行ってみたい」「行こうと決めたもののプランの仕方が分からない」「ある程度はスケジュールを決めてから行きたい」これはそんな悩みを解決する記事です。 こんにちは。[…]