注意!海外で絶対にやってはいけない1つの事:狂犬病の恐怖

 

珍しくマジメな記事を書こうと思います。

『海外で絶対にやってはいけないこと』というお話。

 

今回ボクが伝えたいのは

『動物に触ってはいけない』

ということ、これだけです。

※お前が言うなというツッコミはなしで笑

 

「うんうん、絶対ダメだよね!」

って思う人は読む必要ありません。

「なーんだそんなことか」

って思う人は一応読んでおいたほうがいいかも。

 

単刀直入に何の話をしたいかというと狂犬病という恐怖の感染症についてです。

以下にボクが調べたことをまとめました。

 

 

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狂犬病①:発症すればほぼ100%死亡する

野良犬などに噛まれたりして狂犬病が発症するとほぼ100%死に至ります

全世界において狂犬病が発症してから助かった人は片手以下しかいません。

 

狂犬病②:日本にはないが世界にはまだまだ蔓延している

狂犬病が日本国内で発生した例は昭和32年が最後だそうです。

今現在は飼い犬も狂犬病のワクチン接種が義務付けられていますね。

 

しかし世界的に見るとまだまだ狂犬病で死亡してしまう人は多く、未だ年間に5万人程度が亡くなっています

中でもフィリピンを含む東南アジアは発生率の高い地域で、2006年にフィリピンで犬に噛まれた日本人2人が帰国後に狂犬病を発症し死亡しています。

 

狂犬病③:すべての哺乳類から感染する可能性がある

狂犬病と言う名前から犬に噛まれた時にだけ感染を心配する日本人も多いですが、この病気はすべての哺乳類から感染する可能性があります

世界的にもコウモリに噛まれたり、野良ネコに引っ掻かれて感染した例もたくさんあります。

 

こんなに恐ろしい病気に紛らわしい名前を付けているのはなぜ?って思うほどです。

ちなみに英語名はRabies(ラビィス)と言います。

 

狂犬病④:感染の有無と発症時期がわからない

もし海外で野良犬に噛まれたりして病院に行っても感染しているかどうかを確認する方法はありません

ただ5回のワクチンを打って感染していないことと、発症しないことを祈ることしかできないのです。

 

そして発症時期も平均して事故後1〜3ヶ月の間に発症するケースが多いですが、2年以上経った後に発症した例もあり、時期に幅があるのも恐ろしい点のひとつです。

 

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狂犬病⑤:見るに堪えない症状

狂犬病という名前の通り、理性を失ったように暴れたり唸り声をあげたりします。

苦しみもがいた後、最後には死に至る。

もし大好きな人がこの病気に感染したらと考えると本当に恐ろしい病気です。

 

具体的な症状はいろんなサイトで紹介されているので興味のある人だけ調べてみてください。

 


ここまで恐ろしいことばかり書いてきましたが、狂犬病自体は決して強いウイルスではないようです。

 

長期間海外に行く予定のある人は日本でも予防接種を打つことができます。

金額は10,000〜20,000円程度

これを3回打つ必要があります。

 

ちなみにセブ島の病院ならまったく同じワクチンを1回2〜3千円程度で打つこともできます。

ただし期間をあけて打つ必要があるので余裕を持ってワクチンを打ちましょう。

 

《FORTH:予防接種実施機関》

こちらは日本でワクチン接種を受けられる病院についてまとまっているサイトです。

参考にしてみてください。

 

最後になりますが、日本は本当にクリーンな国です。

そのためボクたちは狂犬病に限らず、たくさんの感染症についての知識がまったく足りていないということを知りました。

 

海外に行くとついつい可愛い野良ネコや珍しい動物がいると触ったり、写真を撮るために近づきたくなってしまうこともあると思います。

正直ボクもネコが大好きなのでこの衝動を抑えるのはかなり至難の業です笑

 

この記事を読んでも尚、あなたが海外で出会った動物に触るかどうかはそれこそ自己責任です。

 

 

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