海外バイクの旅:本当の支援とは?カンボジアの小学校訪問

 

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村尾隆介さんの想いを預かり、TTRは今日もレッドダートを駆け抜ける

 

4日目前半です(^^)

朝ごはんを食べて準備をしたら毎朝の日課はTTRのガソリンを満タンにしてあげること(^^)

 

立ち寄ったガソリンスタンドの子といっしょにパシャり。

この日はこの旅で一番大切なミッションをするため早朝からレッドダートを走ります。

 

そのミッションとは?

それは村尾隆介さんの絵本をカンボジアの子供たちにプレゼントすること。

 

Ryuさんは会社でお世話になっているブランディングコンサルタントです。

中小企業が自分たちのブランドを確立し地元に愛される企業になる手助けをするため毎日日本中を駆け回っている方です。

 

本当に素敵なハートの持ち主で、この絵本はRyuさんがカンボジアマラソンに出たときいろいろ助けてくれたカンボジアの人たちに恩返しがしたくて作ったのだとか。

 

絵本の内容は日本人の少年がカンボジアで両親と逸れてしまい困っているところをいろんなカンボジアの人に助けられ再会するまでのストーリー。

(Ryuさんざっくりですみません笑)

 

もちろんカンボジアの言葉、クメール語で書かれている絵本です。

 

この旅をする前にRyuさんにカンボジアの旅の概要をお話したところ、

 

「素晴らしい旅だね!きっとたくさんのカンボジア人が助けてくれて、ボクが書いた絵本と同じようなことが起こるよ!」

「その道中でぜひボクの絵本をカンボジアの子供たちに、またプレゼントしてあげてほしい!」

 

そんな偶然の会話から始まったミッションなのでした。

そんな素敵な提案・・・

 

やらないハズないっしょ。

 

そう意気込んで絵本を抱えこの時までカンボジアを旅してきたのです。

 

 

この旅最大のミッションをクリアすべく向かった先は?

 

前日宿泊したコンポントムを出発し、大きな道をそれ、まったく舗装されていないオフロードを走ること数時間。。。

 

ついに小学校を発見!!

テンションMAX!!!

はやる気持ちを抑えつつ絵本をバッグから取り出していざ!

 

突然バイクで現れたよくわからない男に興味をもって近づいては来るものの警戒心バリバリの子供たち笑

 

 

少し奥まで進むと先生と思われる大人を発見し訳の分からない英語で事情を説明しました笑

 

「アイウォントゥギブユー!あ、No No!アイウォントゥギブチルドレン!」

「プレゼントフォーユー!!」

きっとこれくらいの英語かと笑

 

なんとかボクが言いたいことを(きっと)理解してくれて、無事Ryuさんの絵本を受け取ってもらうことができました!

 

 

最後は子供たちも悪い人たちではないと理解してくれたのか、笑顔で近づいてきてくれていっしょに遊んでくれました(^^)

 

言葉が通じなくても何とかなるもんです。

本当にこうゆうのが観光ではない旅の醍醐味だと思うし、旅をやめられない理由のひとつ。

 

本当に感無量(:_;)

 

この時のためにRyuさんがいろいろ準備してくれたりいろんなアドバイスをくれました。

 

まだまだ旅は中盤ですが、ここまで振り返っただけでもカンボジアの人たちの暖かさや優しさは感じることができましたし、Ryuさんが何かしてあげたいという気持ちになったのも少しだけわかることができました。

 

「誰かに何かをしてあげたい」

 

そう思ったときに物やお金を渡すことはすぐに思い浮かぶと思いますが、あげたその瞬間は喜んで貰えるものの

しばらくすると同じ問題を抱えてしまう。

そんな未来を想像してしまいます。

 

それ以上に困っている人たちを本当の意味で助けるのは“自立へ導く良い知識”ではないでしょうか。

 

彼らが抱えている問題はいつか彼ら自身で解決できる力を身に付けない限り、本当の意味での喜びと出会うことはできないのではないでしょうか。

 

そう考えるとあげると同時に彼らから受け取るものもたくさんあるのかもしれません。

 

カンボジアの子供たちへ絵本を通し、知識というギフトをプレゼントしようと考えたRyuさん。

今回のこのRyuさんの提案はボクにとって大切なことに気付くきっかけにもなりました。

 

この気持ちを胸にまだまだ旅は続きます。

 

最高の気持ちで小学校を後にしたボク。

しかし、まさかこの後すぐにトラブルに合いさっそくカンボジアの人の優しさに触れることになるとはね…笑

 

 

《続きはこちら》

海外バイクの旅:トラブル発生!それでも温かいカンボジア人