【プロに聞いてみた】海外就職のリアルと成功のために抑えるべきこと

 

こんにちは。

スーツケース1個分の荷物で生きるライトネシストです。

 

今回は『海外就職、海外転職のリアルな情報』をお届けしたいと思います。

 

ボク自身もシンガポールでの就職を果たせた1人ではありますが、今回はボクの経験談だけではありません

 

なんと・・・!

 

海外就職とグローバルキャリアデザインのスペシャリスト『GJJ海外就職デスク(以下:GJJ)』さんにご協力をいただいてのインタビュー記事です!

 

毎年数多くの海外就職希望者の目標を叶えてきている

GJJキャリアデザイン部門のディレクター及びキャリアコンサルタントの吉田奈未さん

にリアルなお話を聞いてみました。

 

 

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人材紹介会社ではない!海外就職のスペシャリストGJJとは?

 

海外転職のリアルについて話を進めていく前に、GJJさんとはどんな会社なのでしょう。

海外就職のプロなのに人材紹介会社ではないって一体?

 

それではインタビュー開始です!

 

GJJさんってどんな会社ですか?

海外就職をメインとして、キャリアの支援をしている会社です。

 

海外就職は目的ではなく手段や選択肢のひとつと考え、目標としているキャリアを実現するために海外就職のお手伝いはもちろんその後のキャリアアップも含めたサポートをしています

海外からのUターンや他の国への転職も含め、単発ではなく中長期での支援をする会社です。

 

たくさんの人材紹介会社とのネットワークを持っているGJJさんですが、海外で働くことが決まったらそこで終わりではない。

その後のキャリアアップに関してもサポートを続けていただけるのが『人材紹介会社ではない』という部分に繋がるんですね。

 

 

専門性が問われる欧米圏と成長のチャンスが多いアジア圏

 

海外就職と言ってもとても幅は広い。

どこへ行きたいのか何をしたいのか。

 

そういった方向性を二人三脚でサポートしてもらえるのもGJJさんの強みの1つですが、実際にエリア別の現状について聞いてみました。

 

ヨーロッパやアメリカなど欧米圏で働きたいという人も多いと思いますが?

たしかにイメージからヨーロッパやアメリカで働きたいという人は多いですね。

しかしアジア圏に比べると就労ビザの取得が難しいという現実があります。

企業と応募者がマッチングしても、そもそも就労ビザが下りないなんてケースも。

 

そして専門的なスキルその業界での経験年数を問われる点でも、アジア圏以上に目的がはっきりしていないと難しいと言わざるを得ません。

しかし、そういった現状の中でも欧米圏での就職を実現してきたケースはたくさんあります。

 

 

現在はアジア圏で働く人の数も増えて来ていると思いますが?

はい、GJJで海外就職を達成する方も全体の9割です。

 

アジア各国の成長は著しく数ヶ月おきにマーケットが変わるという状況ではありますが、ASEAN諸国、中華圏、インドを含め日本人へのニーズは高い状態が続いています

中にはビザの取得が難しくなっている国も増えて来ていますが、未だ海外就職のチャンスは多いと言えます。

 

欧米圏で働くためにはアジアで働く以上に『どこで、何を』という明確な目的が必要とされるんですね

何ができるか、どんな経験をしてきたかが重視され、即戦力を求められるケースが多いと言えるでしょう。

 

一方アジア圏では欧米圏に比べ日本人へのニーズが圧倒的に多いというのが最大の利点。

挑戦やステップアップの場としても考えることもできるのが特徴です

 

グローバルに活躍できるスキルを身につけたり、海外の人と協力し合いプロジェクトを進めていく経験は必ず次のステップにも役立つでしょう。

 

急成長を続けるアジアではニーズの高い業種もすぐに変化していくため、自分のやりたい業種に合わせて国を選んでいけるという点も大きなメリットだと言えます。

 

 

就労ビザの取得は”今現在”の情報取得がカギ

 

どんなに高いスキルがあったり、企業に欲しいと思われても就労ビザを取得できなければ、その国で働くことはできません。

その国で外国人が働く権利『就労ビザ』に関して聞いてみました。

 

アジア各国でも就労ビザの取得が難しくなってきていると聞きますが

はい、以前の様に新卒未経験の状態で就労ビザの取得ができる国は減ってきています。

大卒かつ就業経験3年以上を求められるケースが多いと言えるでしょう。

 

しかしどの国においても明確な基準は公表されてはいません。

重要なのは今現在の情報を得る事です。

 

就労ビザの取得も求人案件と同様、タイミングによって変わりやすい項目のひとつです。

国の情勢やトップの考えによって外国人の受け入れ体制もまったく変わってしまう場合があります。

 

ボク自身も『大卒は最低限』と言われたシンガポールで高卒にも関わらず就業ビザを取得することができました

 

ネットの記事を見て諦めてしまったり、古い情報を鵜呑みにしてしまうのはとても危険。

海外転職においてはできる限りフレッシュな情報を得る事が重要だと言えるでしょう。

 

 

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語学はコミュニケーションの土台作りとして考える

 

海外就職で外せないのは『語学力の問題』

実際に働き始めて必要とされる語学のレベルに基準はあるんでしょうか。

 

国によって求められる英語のレベルも変わってくるのでしょうか?

基本的にTOEICでいうと600点以上はほしいと伝えています。

 

フィリピンやインドのように英語が公用語だったり準公用語として使用されている国は700点

シンガポール、香港、マレーシアでは800点

欧米圏で働きたい場合は900点以上あることが望ましいです。

 

 

”望ましい”という事はそのレベルに達していなくてもチャンスはありますか?

もちろんこれはおすすめしている目安でしかありません。

 

専門性の高いスキルを持っていたり、業種によってはそこまでのレベルを求められないケースもたくさんあります

逆に語学は学生の間に伸ばせるスキルでもあるので、就業経験の少ない若年層にとって高い語学力がそういった弱みをカバーできることもあります

 

同じ英語であっても国によってアクセントは全く違います。

アメリカ人がインド人の英語を聞きとれないなんてことも。

 

しかし単語や文法の部分においては国によって大きな違いはないので、そういった英語の土台となる部分をしっかり固めておいた方が良いでしょう。

 

現地の人とのコミュニケーションは現地でどんどんしゃべる以外にない。

シンガポールに来てみてボク自身が強烈に実感してる部分です(笑)

 

ちなみにボク自身の英語レベルは、シンガポール就職が決まった時でTOEIC500点くらいしかなかったと思います。

 

 

新卒からいきなり海外で働くのはアリ?ナシ?

 

海外就職が特別な事ではなくなった現代で度々議論されるのが、『新卒からいきなり海外就職するのはアリかナシか』という問題。

実際に数々の海外就職希望者を見てきている吉田さんからは少し厳しい答えが返ってきました。

 

日本で働いた経験がなく海外で就職する事にどう思いますか?

これまでお話しした通り新卒で海外就職はビザの取得も含め決して簡単ではありません。

 

厳しいようですが海外就職を逃げ道として考える方はおすすめしません

日本での就職がうまく行かないから、もしくは何となく日本にいたくないからという理由で海外に行こうというのは難しいですね。

やはりスキルも経験もない状態では日本国内の方がやりたいことをやれるチャンスは多いですから。

 

しかし意気込みがあればぜひチャレンジしてみる価値はあるし、個人の強みを見つけ出す所から、私たちがサポートできる部分はたくさんあります。

 

海外就職を扱っている会社なので「ぜひやるべきです!」という回答が来るかと思いましたが、意外や意外。

現実を知っているからこその本音を聞く事ができました。

 

新卒から海外就職に関しては意見が分かれる部分ですが、どこにいるかよりどんな経験を積むかなのではないでしょうか?

きちんと目的意識を持って海外へ出たのであれば、必ずよい経験として後に繋がるはずです。

 

 

海外で求められるスキルと海外就職に向いている人の意外な共通点

 

海外に出てみたもののうまくいかなくて帰国。

 

海外就職者がもっとも避けたい結末ではないでしょうか。

海外では『どんな人材が求められ、どんな人が向いているのか』を聞いてみました。

 

海外就職で重宝されるスキルなどありましたら教えてください。

やはりどんな業種においても、専門的なスキルを持っておく事が有利です。

 

専門的なスキルというのは、経験の積み重ねからくる軸の事を指します。

これは、新卒の方や第2新卒の方でもしっかり棚卸しをしていけば原石が見えてくるものです。

 

また、日本と現地だったり立場的に何かの間に立つようなポジションが多いのでマネジメント力コミュニケーション能力が高いと評価されると有利なケースも多いですね。

とはいえ一番重要なのは自分自身で主体的にプロアクティブに動ける力だと思います。

 

 

海外就職に向いている人と向いていない人の違いはありますか?

他責な人に海外は向いていません

 

日本の様にうまく行かないのは当たり前。

うまくいかない事をローカルのせいや文化の違いのせいにして歩み寄らない人にとって海外就職はストレスになるでしょう。

 

先ほどの内容にも繋がりますが、やはりここでも重要なのは主体性を持って動ける人は海外就職に向いています。

 

海外で働く人間としてすごく当たり前の事のように感じますね。

しかし少しずつ現地での仕事が慣れてくると、そういった気持ちを忘れ自分の都合で仕事を進めて行きたくなってしまう事があります。

 

・困難や挑戦向き合う心

・自分の当たり前を疑うこと

・自ら歩み寄ること

・外国人である自分に求められていることを客観視できること

 

海外就職を目指す段階はもちろん、就職後も忘れてはいけないことですね。

 

 

【まとめ】海外就職成功のカギは自分自身と各国の“現在”を知る事

 

海外就職成功のカギ①:フレッシュな情報を受け取る

今回吉田さんにインタビューをさせていただいて感じたのは何度も「今現在は」という言葉が付け加えられていた事。

特にアジアでは状況の変化が著しく、半年前の情報がまったくアテにならないなんて事も。

 

海外就職成功の第一歩は『”現在”の情報を受け取る事』だと感じました。

「ネットの情報と違う」なんて話もよく聞きますが、ウソが書かれているのではなく内容自体が古いという事がよくあるのです。

 

特に就労ビザとニーズの高い業種は特に新鮮な方がよいでしょう。

 

 

海外就職成功のカギ②:自分自身の棚卸しをする

そして現在を知ると言う意味では『今の自分自身を知る』という事も。

 

・どんな経歴を持っているのか。

・自分が持っているスキルの中で海外でも活かせる物はどれか。

・語学のレベルはどうか。

・就業経験がなくても自分の強みはどこにあるのか。

 

そういった自分自身の棚卸を進めて行くことで、海外就職の道は現実的な物になっていくでしょう。

 

 

本当のワクワクは目的地が見つかってから!

ボク自身GJJさんに登録させていただいた時の海外就職に対するビジョンは、ビックリするほど曖昧な物でした。

 

「東南アジアらへんで建築業」

そんなレベルです(笑)

 

広い建築業の中でもどの分野にフォーカスすべきか。

現状を踏まえてどの国なら実現可能か。

 

そんな具体的な方向性を固めていけたのも吉田さんはもちろん、紹介していただいたエージェントさんとの対話を重ねたからに他なりません。

 

海外に興味があるならまずは質の高い情報を得る事。

どこを目的地にするかそこへはどのような道があるか

それが見えてくると海外で働くことがもっとワクワクしてくるハズ。

 

旅行の準備も「どこか行きたい」と思っている時より目的地が決まってからの方が楽しいですよね?

 

まずは興味の段階から一歩先へ進んでみてはどうでしょう。

この記事があなたが行動に移すひと押しになれたなら嬉しいです。

 

 

 

【GJJの主なサービスと特徴】

『海外就職サクセスコース』

・カウンセリングを通したキャリアの分析コンサル面接で有効な各種書類の作成など海外就職を全面サポート。

海外就職後もUターンや別の国への転職したい場合など目標に合わせたキャリアデザインのお手伝い。

サポート期間は無期限!

 

『先輩メンバーと繋がれる』

海外就職を叶えた先輩たちとの強いネットワーク

現地から生の声が聞ける

交流会オンラインコミュニティも有り

 

『各種セミナー』

海外就職を考え始めた人向け国別・業種別エリア別など多数のセミナーを開催。

 

『世界中どこからも対応可能』

オンラインでのサービスが充実しており、東京以外の方はもちろんネットが繋がればどこからでも対応を受けられます

(ちなみにボクも最初はセブ島から登録しました)

 

≪まずはこちらから→GJJ無料カウンセリング

 

 

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