「海外在住者向けの家計簿テンプレートがほしい・・・」
「円と現地通貨両方で家計を管理するのは大変・・・」
「結局なんとなくの出費管理しか出来ていない・・・」
こんにちは。
シンガポール在住、スーツケース1個で生きるライトネシストです。
海外で生活している方で上記のような悩みを持っている方はいないでしょうか?
海外で生活をすれば当然日常的にしようする通貨が変わって、家計の把握が難しくなります。
さらに日本の口座は99%の方が残していると思うので、日本円と現地通過の2種類で把握する必要が出てきます。
ぶっちゃけ大変ですよね・・・。
そんな方のために『海外在住者専用!家計簿テンプレート』を作成しました。
というか自分用に作った物でしたが「使ってみたい」という声があったのでよかったら使ってみてください!という内容の記事です。
(ご意見はぜひぜひいただきたいですが、クレームは受け付けません笑)
『海外在住者専用!家計簿テンプレート』の特徴3選
さっそくボクが作った『海外在住者専用!家計簿テンプレート』の特徴をまとめていこうと思います。
特徴①:Googleスプレッドシート (Excel)で誰でも使用可能
誰でも使用できる事を重視してGoogleスプレッドシートで作成しました。
GoogleスプレッドシートはGoogleアカウントを持っている人なら誰でも無料で使えますし、Excelと互換性があります。
※ただしExcelでの動作確認はしていません。
- オリジナルはスプレッドシート(Excel互換あり)
- 毎月管理していく
- Microsoftのオフィスを持っていない人もOK
以上の点を踏まえても、Excelを持っている方もぜひGoogleスプレッドシートで使用されることをオススメします。
スプレッドシートを使ったことがない方もこれを気にぜひ挑戦してみてください。
個人用として有料のExcelを持っておく必要がなくなるほど便利なツールです。
特徴②:なんだかんだ円に換算して把握したい人にピッタリ
ボクは現在給料も普段の生活もシンガポールドルで生活をしていますが、資産管理はやっぱり円に換算して考えてしまうんですよね。
海外生活が長くて日本の口座もないし、全て現地通過の感覚で管理できる方には、このテンプレートは合っていないかもしれません。
しかし、駐在員として円で給料をもらっていたり、日本の口座からの支払いや残高も含めトータルで「円で考えたらいくら」という部分を知っておきたい方にはオススメです。
レート換算を考えての入力項目はできる限り自動にして手間を省きました。
『全ての収入支出を日本円に換算して考えられる』というのがこのテンプレートの特徴のひとつです。
特徴③:金額だけじゃなく割合も把握できる
「家賃は収入の30%以内に押さえなさい」
「収入の10%は自分の成長のために使いなさい」
20代の頃にそう言ったアドバイスをたくさん見てきました。
金額ではなく、収入に対する割合で月々の出費を抑える考え方です。
その習慣に乗っ取ってこのテンプレートでも、生活に必須の費用や自己投資額などを、収入合計に対する割合として表示する機能を加えておきました。
当然生活費などは毎月のブレが出てくるはずなので、その年全体で把握することも可能です。
『海外在住者専用!家計簿テンプレート』の使い方
特徴をあげればまだまだたくさんありますが、この記事を読んでる方は早くダウンロードして使ってみたいと思っているはずなので、ダウンロードしていただいて、実際の使い方を元に残りの機能を紹介していこうと思います。
『海外在住者専用!家計簿テンプレート』ダウンロードはこちら
使い方①:ファイルをGoogleドライブに置きスプレッドシート で開く
まずは上記でダウンロードしたファイルをGoogleドライブに入れましょう。
※Excelで使いたい方はそのまま開いていただければOKです。
Googleドライブを開く
まずはGoogleログインした状態でGoogleのトップ画面(検索で使用する画面)に行きます。
- プロフィール画像横の9個の点が並んでるボタンをクリック
- 開いたメニュー内のドライブをクリック
ダウンロードファイルをドライブに入れる
ドライブを開くと『マイドライブ』というフォルダが開かれると思いますので、そこにダウンロードした『海外在住者専用!家計簿テンプレート』のファイルをドラッグ&ドロップで入れます。
ファイルをGoogleスプレッドシートで開く
- ファイルを右クリック
- 『アプリで開く』を選択
- 『Googleスプレッドシート』を選択
これでダウンロードしたファイルをGoogleスプレッドシートで開くことができました。
準備はできたので早速実際に使っていきましょう。
使い方②:基本設定をする
基本設定とはいえ、やる事は2個だけです。
- 『年間』のシートが選択されているのを確認
- その年の西暦を入力
- 住んでいる国の通貨を入力
以上です。
②を入力する事で、一覧に『その年のその月が来ないと数値が表示されない』という機能を加えてあります。
こちらは、自分自身が使用している時「先の月も仮に入力しておきたいけど、表示されたり計算に含んだりしないようにしたい」と思った経緯から付けた機能です。
③は入力する事によって、他のシートにも必要な箇所に同じ通貨名が自動的に入力されるようになっています。
使い方③:月の収入とカード支払いを入力する
では早速家計簿の入力を行っていきましょう。
毎月やる作業は基本的にこの③の項目からです。
- 入力する月のシートを選択
- その月の通貨のレートを入力
- 収入とカード支払い額を入力
②に関してはGoogle検索して、入力その月のレートを入力します。
例えば『シンガポールドル レート』などと入れればすぐに出てくると思います。
③はその月の収入とカード支払額を入力しますが、複数ある方は空いてる項目を利用してください。
・左側が現地の通貨を入力する項目です。
記入すると、②で入力したレートが反映されて自動的に円換算してくれます。
・右側が日本円での収入や支出を入力する項目です。
給料が日本円で支払われていたり、カード払いが自動的に日本円で計算されている物はこちらに入力します。
使い方④:細かい出費項目を入力
あとは細かい項目を記入していくだけです。
それぞれの項目について説明していきます。
(例)家賃、年金、ローン、保険など
(例)電気代、電話代、食費など
(例)英会話学校、プログラミングスクール、書籍など
※クレジットカード払いは自動入力です。
(例)外食費、交際費、趣味など
・使い方③の時と同じく左側が現地通過で入力する項目、右側が日本円で入力する項目です。
・上半分が現金支払いで下半分がクレジットカード払いです。
【月別シートで把握できる事】
- その月の支出合計
- 収入ー支出=残った額(残額)
- 収入に対する各項目の割合
シンガポール在住の方は各項目の支出把握はこちらの記事が参考になるかもしれません。
≫DBS銀行ならかんたん支出管理! iBankingのおすすめ機能
使い方⑤:年間の合計で把握する
月の項目の入力が終わったら『年間』のシートを見てみましょう。
ここでは何も入力操作はいりません、自動的に月に入力した数値が反映されているはずです。
【年間シートで把握できる事】
- その年の各項目に対する金額
- 収入に対する各項目の割合
- その年のカードの支払額の合計
おまけ機能の使い方
基本的な使い方は以上ですが、最後におまけ機能の使い方をご紹介します。
年間シートのおまけ機能
『年間』シートについているおまけ機能は「結局全部で預金はいくらある?」という把握をする物です。
まずは現地通貨の現在のレートを入力してから、現地の口座と日本の口座の預金額を入力します。
- 『Countable』は預金額として把握しておく口座
- 『Uncountable』は預金額として含まない口座
- これまでと同じく左側に現地通貨、右側に日本円を入力
『Uncountable』の項目は完全に自分用に作りました。
「ないものとして捉えているお金」を設定している方も中にはいると思います。
例えば、『絶対に使わないと決めているお金』とか『投資用の口座に入っているお金』などがそれにあたるでしょう。
『日本円に換算したら結局いくらあるのか』を把握したい方はこの機能をどうぞ。
月別シートのおまけ機能
月別シートの右側にあるのは『収入に対して各項目を何%に押さえたいか』を把握したい人用です。
冒頭で例に出したように「家賃は収入に対して30%に押さえたい」とか「自己投資は何%までOK」などを決めている方もいるでしょう。
そんな方のために項目とパーセントを入力するだけで、収入に対していくらまでを考えれば良いかが表示されるようになっています。
月別シートを入力した後に表示される各項目の割合と見比べて、理想的な配分が出来ているか参考にしてみてください。
『海外在住者専用!家計簿テンプレート』まとめ
以上『海外在住者用!家計簿テンプレート』のダウンロードと使い方のご紹介でした。
ボク自身まだまだ日常で「日本円にしたらいくら?」と考えることが多いです。
現地通貨で生活していてもまだまだ基本の考え方は、日本円がベースになっているんですよね。
今回ご紹介したテンプレートはそんな、まだまだ海外生活にドップリじゃない方にオススメです。
- 数年したら日本に帰国する駐在員の方。
- 現地採用だけどまだ移住してから数年しか経っていない方。
- 日本の口座はずっと持っておくつもりの方。
そんな方はぜひ利用してみてください。
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