電子書籍より本が好きなボクがお別れできた処分方法のすべて
「物を減らしたいのに本が捨てられない」
「ミニマリストは本をどうしてるの?」
「せっかく買ったのにもったいない」
そんな悩みを持つ方に役立つ記事です。
これを書いているボクはスーツケース一個分の荷物だけで身軽に生きることをテーマにしているライトネシストです。
海外一人旅、セブ島移住→マレーシア移住、そして現在はシンガポールで生活しています。
これを読んでいただいているみなさんと同じように、ボクも本の処分は最後まで頭を悩ませました。
・電子書籍よりも実際の本が好きだったから
・書き込みなどをしている本が多く、売れる状態ではなかったから
・大好きな本とお別れするのが単純に寂しかったから
ボクにとって本が捨てられなかった理由はこの3つでした。
今日はそんなボクがどうやって大好きな本とサヨナラできたのか。
その方法やみなさんのヒントになるような考え方についてお話したいと思います。
【この記事でわかること】
・具体的な本の処分方法5選
・本との付き合い方
本の処分方法①:古本屋に持っていく
まずは誰もが思い浮かぶであろう『古本屋に持っていく』という方法です。
《本がキレイな場合》
ブックオフなどの実際の店舗に売るのはもちろんですが、車がない方や量が多すぎる方は家まで来てくれる訪問買取や、段ボールに詰めて送れば査定してくれる宅配買取サービスも増えてきています。
自分に合った方法で売りましょう。
ただ一つ伝えたいのは・・・
びっくりするほど安いのでびっくりしないでください(笑)
1冊が10円や5円なんてこともザラにあるのであまり金額は期待しないでおきましょう。
《本にダメージがある場合》
ダメージがあっても買い取ってくれる場合もありますが、ほとんどが無理か二束三文でしょう。
ですが、ここで期待するのは買取りではなく引き取りです。
査定で0円だった物を「引き取ってもらえますか?」と聞いてみると、無償で引き取ってくれる場合が多いです。
ただ捨てるよりはこちらの方がいいでしょう。
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本の処分方法②:ネットで個人に売る
古本屋に売るより金額面で期待できるのが『ネットで個人相手に売る』という方法。
有名どころではヤフオクやメルカリがありますね。
ボクがよく利用していたのはメルカリです。
古本屋に売るときと違って出品や発送などの手間が発生しますが、それを差し引いても個人売買の方がメリットはあるでしょう。
書き込みや破れなどのダメージがある場合も商品説明にきちんと状態を説明して、ダメージ箇所の写真を撮って出品すれば問題ありません。
ただしどの位のダメージなのかは、個人の解釈にずれが発生して購入者の不満につながる場合もあるので、正直かつ正確に説明しましょう。
本の処分方法③:友人や知人にあげる
個人的におすすめしたいのが『友人や知人にプレゼントする』という方法。
以前知人から「よく本をプレゼントするよ」というのを聞いたときにとても素敵な贈り物だと感じました。
状態がキレイなのであれば、本を手に取って思い浮かんだ人へプレゼントするのはとても素敵な本とのお別れの方法だと思います。
書き込みなどがあっても欲しいという人がいればぜひプレゼントしましょう。
読みやすい本なら普段は読書をしない人にもあげてみましょう。
「読書をした方がいいのはわかってるけど、活字が苦手だしそもそも何を買ったらいいかわからない」っていう人は結構いるんです。
本を読むきっかけを与えることができて意外と喜ばれます。
Facebookなどに書き込んで、欲しい人を募集するのもいいですね。
本の処分方法④:図書館やチャリティへ寄付する
ネットや古本屋で売れなかった場合におすすめなのが『図書館へ寄付する』という方法。
事前に電話で「古本の寄付はできますか?」と聞いてみましょう。
大量に持って行って「やってません」って言われたら悲惨ですからね(笑)
その他チャリボンなど、『チャリティとして寄付する』方法もあります。
[本 チャリティ]で検索するといろいろなサイトが見つかりますのでこういった方法も必要としている誰かへ届ける方法のひとつでもあります。
本の処分方法⑤:シンプルに捨ててしまう
最後は上記の4つでどうにもならなかったものの最終手段です。
『古紙やゴミとして捨てる』という方法。
本好きなボクとしては一番避けたい方法ですが、リサイクルされて他の何か新しい紙の一部として生まれ変わってくれることを願いましょう。
無料で引き取ってくれる業者もいますし、捨て方は市町村によっても違うのでそれぞれ確認の上で捨てましょう。
「捨てるくらいなら取っておこう」という気持ちは捨てましょう。
使うことがないであろうものを手元に置いておくのは、物を減らす時の一番の障害になります。
まとめ:本との付き合い方のヒント
ここまでで本の処分を紹介してきてこう思った方はいるのではないでしょうか?
「やっぱ本は高く売れるようにキレイに読むべきだな」と。
確かに処分するときは少しでも高くお金に換えられた方がトータルのコストは減らせます。
でも売ることだけを考えて汚さずに読むことは、果たして『学びのコスパがいい』と言えるのだろうか。
ボクはそんな風に考えてしまいます。
実際ボクが手放していった本のほとんどが、お世辞にも新品同様とは言えない物ばかりでした。
下手な字で書き込みあったり、いくつもマーカーが引いてあったり、段落ごとに角が折ってあったり。
一体誰が必要としてくれるのだろうというような状態です。
でもボクには本の付き合い方に対する一つの考え方があります。
『本を出版することは簡単ではないが、自分だけの本は誰にでも作れる』
買ってきた本で最大限の学びができるよう、最大限のアウトプットができるように自分なりに本をカスタマイズしていくのは素敵な付き合い方だと思います。
読書の目的は知識を得る事で終わりではなく、その知識を明日からどう自分の人生に影響させていくかです。
本とのお別れに対して「お金に換えたい」という気持ち以外に「必要としている人の元へ届いてまた読んでもらえることが本にとっての幸せ」という思いも加えていただけると、友人にタダであげたり図書館に寄付することも喜ばしいお別れだと感じるのではないでしょうか。