「格安で乗れる飛行機の検索方法を知りたい」
「安く行ける場所や時期で旅行を決めたい」
「安い航空券は本当に大丈夫だろうか」
そんな願望や不安を持つ方に役立つ記事です。
格安航空券を探すサイトはいろいろありますが、今回紹介するのはスカイスキャナーについてです。
「スカイスキャナーなんて今更知ることはない」
そんな方もいると思いますが一応チラ見していきませんか?
今や知らない人はいないといっても過言ではないスカイスキャナーですが、実は意外とその機能を有効に使えていない方も多いのです。
初心者の方にはわかりやすく、中級者の方には豆知識的な内容でまとめてみました。
【この記事で知れること】
・スカイスキャナーをとことん使いこなす方法
・格安航空券選びで失敗しない方法
記事を書いているボクは「行きたい場所に行く。居たい場所に居る」をテーマにスーツケース一個で行きています。
海外一人旅にはまって、ついにはシンガポール移住をしちゃいました。
もちろんこれまでの海外旅行でトラブルが一度もなかったワケではありません。
安さだけで飛行機を選んだために、旅行の時間が台無しになったりね。
※その時の話は下で紹介しています。
そんな失敗も参考にしながら、みんな大好き格安航空券を安全にゲットする方法についてお話ししていきましょう!
スカイスキャナー検索『行きたい場所も時期も決まっている場合』
まずはこちら。
『行きたい場所も行きたい時期も決まっている場合』の検索方法です。
正直紹介する必要あるのかって感じですが念のため。
その①:行き先と時期を入力
スカイスキャナーのサイトにアクセスしたら、
・出発地 & 目的地
・出発日 & 現地出発日
・往復 or 片道など
・人数
こちらを入力して[検索]を押しましょう。
直航便のみに絞り込むこともできます。
出発地は都市や国の名前だけを入力すれば、該当する空港すべてで検索してくれます。
例)東京(指定なし)→羽田空港発 & 成田空港発
その②:検索の絞り込み、並べ替え
このような検索結果が表示されるのであとは気に入った航空券を探すだけです。
【並べ替え】
・スカイスキャナーが提案する最適プラン順
・最安プラン順
・最短プラン順(渡航時間)
【絞り込み】
・乗り継ぎ回数
・出発 & 到着時刻
・航空会社 など
この辺りの機能を利用して自分に最適な航空券を見つけてください。
見つけたら[詳細]ボタンをクリックしてお好きな会社から購入手続きを進めるだけです。
※購入先を選び方は記事の途中の注意事項に書いてあります。
スカイスキャナー検索『安い時期で決めたい場合』
『行きたい場所は決まっているけど、時期は金額によって決めたい』
こういう人結構いるんじゃないかと思うんですよね。
長期休暇の数日間だけを使いたかったり、旦那さんの会社がホワイトすぎて好きな時期に有給が使えたりさ♪
そんな仲良しファミリーに使ってほしい機能がこちら。
その①:カレンダーに金額一覧を表示させる
最初のページで出発地と行き先を入力したら、出発地と現地出発地を入力する際に表示されるカレンダーの中から[月全体]のボタンをクリックしてください。
あとは先ほどと同じく[検索]ボタン。
その②:色別価格一覧から日にちを選択
次の画面でこちらに切り替わります。
左半分が行きの価格、右半分が帰りの価格一覧になっています。
価格帯が緑色(安い)→黄色(普通)→赤(高い)に変わっているのも見やすいですね♪
こちらでも直航便かどうかで絞り込みができますので、渡航時間なども考慮して決めましょう。
スカイスキャナー検索『金額によって行き先を決めたい場合』
『時期は決まっているけど、行きたい場所は決まっていない』
こんな時もありますね。
「バイトで10万円貯めた!このお金で行ける場所の中から選びたい!」とかね。
そんな時もスカイスキャナーは一役買ってくれます。
この機能が本当に魅力的。
その①:目的地にすべての場所を選択
最初の目的地を選ぶ画面を何も入力せずクリックすると、画像のようなコメントが出てきます。
そこでその表示をクリックして[すべての場所]を選択するだけ。
さぁどんなことが起こるのでしょうか!
その②:さぁお好きなところへ行ってらっしゃい!
するとこんな画面に。
上からずらーっと出発地から安く行ける場所順に並んでるではありませんか。
あとはいくつか選択肢を絞って、友達とスタバであーでもねーこーでもねー言いながら決めましょう。
この提案ができるかどうかが昔は、旅行代理店で働くスタッフの経験と知識による部分が多かったんです。
いやー一人旅好きにはなんと嬉しいことか。
以上がいろんな場合に応じて格安航空券を探す方法です。
スカイスキャナーは時間のあるときにいろいろいじってみるだけでも「次はどこ行こーかなー」なんて夢が広がる素敵なサイトですね。
さあ購入!その前に大事な3つの注意事項
好きな航空券を見つけたらついつい一番安い会社で申し込みたくなるのが人間の心理。
「同じ飛行機で同じ時間、同じサービスなんだからオッケーよね!」
ちょっと待ってください、本当にそうでしょうか?
結論からいうとこの3つに注意してほしいのです。
・LCCなら乗り継ぎ時間は2時間以上
・航空券は航空会社のサイトから購入する
・乗り継ぎがある場合はなるべく同じ航空会社
ひとつひとつ説明していきましょう。
LCCなら乗り継ぎは時間は2時間以上
どこかの都市を経由して乗り継いで目的地へ行く際、乗り継ぎの時間は2時間以上を確保してください。
格安航空券なら特にです。
LCCは出発時刻が遅れることは本当によくあります。
マニラ経由なんて普通に到着してくれるとラッキーだったなと思うレベル。
必ず乗り継ぎには2時間以上の時間を確保してください。
※東京から台湾経由でシンガポールへ行くスクートのように東京→台湾と台湾→シンガポールの両方を同じ飛行機を使用する場合がありますが、そう言った場合は乗り継ぎ時間を気にする必要はありません。
航空券は航空会社のサイトから購入
スカイスキャナーで指定の航空券を選び終わると、そこからさらにどの会社からチケットを購入するかという画面に進みます。
最近はさほど金額の違いは発生していないのが現状ですが、ここで声を大にして言いたいのが「他より少し高くても航空券は航空会社から購入してください」ということです。
この理由は次の項目でボクの失敗談をもとにまとめて説明します。
乗り継ぎがある場合はなるべく同じ航空会社
最後にお願いしたいのが乗り継ぎがある場合、もし選べるのであればなるべく同じ航空会社を選んでほしいということ。
たとえば先ほどのように台湾経由でシンガポールに行く際は、[東京から台湾]も[台湾からシンガポール]も同じスクートの飛行機を利用してほしいということです。
このふたつの項目をなぜおすすめするのかは、ボクの実際の失敗談を例に説明していきましょう。
あれはシンガポールから札幌へ帰る時の話でした・・・
【購入した航空券】
シンガポール発 → バンコク経由(エアアジア)
バンコク発 → 新千歳空港(エアアジアX)
【航空券の購入先】
スカイスキャナー検索で出てきた一番安い旅行代理店
金額に負けて先ほどオススメできないと話したチョイスをダブルでしてしまっている最悪の状態です。
起こったことを順に説明。
①バンコク発の飛行機が欠航し次の日に変更
②しかしシンガポール発の飛行機はそのまま
③チケット購入先に「シンガポールも次の日に変更してくれ」とお願いするも回答は「航空会社の都合ですので航空会社へ問い合わせてください」
④エアアジアに問い合わせするも「チケットを購入した会社に問い合わせてくれ」
⑤「一泊分のホテル代はどうなるのか」両方の回答→「うちの都合じゃないorうちで買ってないから知らん」
わかりますか?
こんなことが普通に起こるんです(旅行会社の名前を伏せるなんてやさしーなーオレ笑)。
両方とも責任を他者に投げているのでどうすることもできません。
まだエアアジアとエアアジアXはグループ会社だったのでいいですが、まったく違う会社ならそれこそ誰に問い合わせても「うちの問題じゃないから知らん」と言われます。
乗り継ぎも同じ航空会社を選んで航空会社からチケットを買う理由はただ1つ。
『何かあった際の責任を1社に絞るため』です。
ボクがトラブルにあった時は観光目的じゃなかったのが救いでした。
これが旅行ならその対応で楽しむどころではなくなるでしょう。
「その安さの代償に何があってもしょうがないと思う心は持てますか?」
ボクはそれが難しいので少し高くても安心を購入します。
最後にまとめ!
なんかめっきりシリアスな話になっちゃいましたが、せっかくの旅を楽しむために大事なことだけまとめましょう!
その①:とりあえず格安航空券はスカイスキャナーでOK!
他にもいろいろなサイトがありますが、慣れていない人はまずは最大手のスカイスキャナーで楽々検索。
・一番安く旅行に行ける日検索
・一番安く行ける場所検索
このふたつの機能を駆使してください。
その②:守ってほしい注意事項は3つ
・LCCなら乗り継ぎ時間は2時間以上
・航空券は航空会社のサイトから購入
・乗り継ぎがある場合はなるべく同じ航空会社
以上がボクの失敗の経験も踏まえたオススメの航空券手配方法です!
海外旅行中にちょっとしたトラブルがあると、その思い出も忘れられないものになりますが、はっきり言います。
「ホテルと飛行機のトラブルはいらない!」