水上マーケットって一体どゆとこ?何が売ってる?
さて、水上マーケットの中に入っていこうか。
いったい何がどう水上なのか?
いったい何か水上で売られているのか?
疑問は膨らむばかり。
桟橋を渡って中を進んでいくと、お昼が近かったこともあって食事を取っている人がたくさん。
入り口からずっと足場が続いていたから、そこがすでに川の上に建てられた小屋の中だとは気づけないくらいしっかりと建てられているレストラン。
しかし面白いのはここから。
その小屋にいる人たちが食べている食事はどこで調理されているのだろう、と思っていると見てみるとみんなが小屋に横付けされた船から食事を受け取っているのだ。
バーベキュー台を積んで串を焼いている船。
簡易的なコンロを積んで茹でたり焼いたりしている船。
様々な役割をもった船が小屋の横にずらーっと並んでいて、そこから料理を受け取っている。
もっと先に進んでいくと、調理されたものだけでなく食材としての魚や野菜、果物なんかも売られていていた。
観光客向けの物だったり、地元の人の生活に必要な物だったり、売られているものはいろいろで確かにマーケットと呼ばれるのがわかる。
ご覧の通り川の水はくっそ汚いけどね(笑)
ただでさえ観光客で賑やかなマーケットをさらに盛り上げていたのはこの人たち。
見たこともない楽器で聞いたこともない音楽を演奏していた。
なんかゆったり系で、ちょっと中国っぽい感じもあって、弦楽器が特徴的で・・・
えーっと・・・
こればっかりは文章で伝えきれないので実際に行って聞いてみて。
聞いたことないジャンルだから何系とかも言えんもん(笑)
なんとなく水上マーケットがどんな場所か掴んでいただけただろうか。
オレは伝えられてる自信はない!(笑)
こういう雰囲気を文章でイメージさせれる人ってホントすごいよね。
まっ全部伝えちゃったら行った時の楽しみを奪っちゃうしね!(←言い訳9割)
見たらわかるヤバいヤツやん!偶然のボートツアー参加
一通り売られている物や雰囲気もわかったところで「さぁ次はどこへ行こうか。割と僻地に来ちゃったしな」なんてプラプラしてると何やら人だかりが。
近づいてみるとチケットらしき物を持った人たちがどんどん船に乗っていくではないか。
マーケットなのに決して何かを売っているようには見えない。
「どこ行くんだろ」
そう思ってスタッフらしき人に聞いてみると、ここから出発できるボートツアーなんだとか。
しかもぐるっと周って同じ場所に帰って来れるらしい。
「いいじゃない」
こんなもんジョインするでしょ。
こういう時はノリが肝心。
さっそくチケットを買ってボートに乗船。
さすがに地元の人はいなく、操船&ガイドをしていたおっさんは妙なテンションでテキトーすぎる英語、日本語、中国語、韓国語をしゃべっていた(笑)
こんな感じの中をボートは進む。
マーケット周辺だけじゃなく川沿いにはずっと家が立ち並んでいた。
がしかし何度も言うが川の水がクッソ汚ねぇ(笑)
水の都と言われて真っ先に思い出すのはベネチア?
世界中の旅人が憧れるその場所はどんなんだったっけ?と思わずスマホのアルバムを開いてみる。
なんだこの違いは。
なんだこの爽やかさは。
なんなら軽く水しぶきだって浴びてしまいたいくらいよ。
いやいや、これは完全にヨーロッパという固定概念が働いているはずだ。
言うてもタリンチャンだって同じように水辺で生きてきた人々の歴史があり、同じ時代を生きているんだ。
もう一度現実に帰ってみようじゃないか。
・・
・・・・。
こんなんもう泥水やん!
見たら分かるヤバいヤツやん!
少しでも口に入ったらトイレと友達になるヤツやん!
すみません、言いすぎました。
決して何かと比べてる訳じゃないのよ?(あぁベネチア‥‥)
決して汚いって言ってる訳じゃないのよ?(水しぶきとか立てんな)
決してバカにしてる訳じゃないのよ?(絶対うん〇とか流してるやろ)
おっと心の声がダダ洩れてしまった(笑)
こんなこと言った後じゃ遅いけど、こういう刺激を求めてないならバンコクの旅は合わないでしょう。
こんなことも旅の1ページとしてエンジョイしてください。
(オレは全然楽しかったよー。←説得力なし)
前言撤回!意外と大満足。ローカルすぎるお寺へ
川の汚さとかはどうでもいいのよ。
結局水上マーケットからどこへ向かったのかって話。
総勢20人程度を乗せたボートは川をひたすら下って南へ。
エンジン付きのボートとは言え30分ほどの長旅を終え、たどり着いたのはワット・コーと呼ばれるお寺。
ガイドが確か「コーは島って意味だよ」って言ってた気がする。
「へー”島のお寺”って意味なんだ!」って思ったけど地図見たら「全然島じゃないじゃん!笑」って思ったうっすい記憶があるから多分合ってるよ。
でも間違っても他人にドヤ顔で「コーって島って意味なんだぜ」とは言わないでほしい、そのくらいの曖昧さ。
このボートツアー参加者以外では現地の人しか来ないであろう小さなお寺だったけど、これが意外にきれいでびっくり。
きっと有名じゃなくても、このくらいのレベルのお寺はあちこちにあるんだろう。
仏教の国・タイの底力を見せられたような気がする。
というか、本当に日本人には想像できないくらい自分たちの宗教を大切にして信仰しているんだろうね。
かなりの歴史があるんだろうけど、廃れている感じがまったくない。
水上マーケットでボートツアーに参加できることなんて知らなかったし、まったく予定していた行先ではなかったけどいい所に連れてきてもらったよ。
川がクソ汚ねぇとか言って本当に申し訳ない(笑)
線香の匂いが立ち込める中仏像に拝んだりして、30分ほど滞在したらワット・コーともさようなら。
ボート乗船中は気付かなかったけど割と日本観光客も乗っていて、ボートまでの時間を楽しむこともできた。
来た道と同じ道・・じゃないや同じ川を進んで水上マーケットへ。
あ、そうそうこの川にはエサを待っている尋常じゃない数の鯉みたいな魚もいるけど、顔を出して泳いでるバカデカい蛇も見たので間違っても川に手を突っ込んだりはしない方がいいよ。
(OPPになりそうだしね←まだ言うか)
という訳で偶然参加できたタリンチャン水上マーケットのボートツアーも終了!
ここまで朝食べたグリーンカレー以外何も食べていないから、そろそろランチにしましょう。
さて私がランチに選んだタイ料理とはいったいなんでしょうか?
とっても意外なアレです♪
答えはまた次の記事で(^^)
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