これがワット・アルンの本気だ!
さて大涅槃像のワット・ポーをあとにしたら、そろそろディナーを決めなくては。
第4話で「ワット・アルンはこんなモンじゃないぜ」って言ったのを覚えているだろうか。
その時も言ったがワット・アルンの真髄は日中ではないのである。
だって思い出して欲しいが、ワット・アルンのアルンの意味は『暁』。
暁(明け方)の寺と呼ばれているくらいですから(由来は知らないけど笑)
夕方には夕日に照らされてこんなに綺麗なワット・アルンを見ることができる。
(「おめー明け方って言ったじゃねーか」ってツッコミはナシね)
日没と共に雰囲気が増していって、正面に流れるチャオプラヤー川にはその雄大な姿が反射される。
日中はただただ濁っている汚ったない川だが(ごめんなさい)、どんな水辺も綺麗に見せてくれるのがサンセットマジック。
きっと朝焼けも綺麗なハズ。
最高のロケーションでディナー!『The Deck』
前置きが長くなったが、今回夕食に選んだのはこのワット・アルンを、川を挟んだ向こう側から眺めることが出来て夜景も楽しめるレストラン。
こんな感じで地図で見てみても最高のポジション。
ワット・アルンの背中に夕日が沈んでいくというローケーションを楽しむ事ができる。
名前は『The Deck』というお店(Googleマップが開きます)。
実際に撮った写真がこちら。
行く前にうろちょろしてたらサンセットには間に合わず!(何してん笑)
しかし、夕日が完全に沈んでから完全に暗くなるまでの間の雰囲気も割と好き。
というか完全に夜景になってしまったらオレの腕ではうまく撮れないしな。
レストランに着いた時にはすでにたくさんのお客さんがいて、店内はほとんど満席。
予約はしていなかったのにも関わらず入れたのがラッキー。
グループ旅行だと人気店に行こうと思った時に、まとまった席を確保する事がなかなか難しいが、こんな時にススっと飛び込みで入って行きやすのも一人旅のメリットのひとつ。
空きを待つにしても長時間待つなんてこともほとんどないしね。
大誤算!あなたがタイに行く日は大丈夫?(笑)
今回はたまたまタイの祝日に当たった訳だが、これがこの旅に大きく影響するなんてことは到着するまで思ってもいなかった。
それを知らせたのは、このレストランを紹介してくれたバンコクに住んでいる友人がくれたひとつのメッセージ。
「今回の祝日は禁酒日だからお酒飲めないよ」
この日は仏教徒にとって大切な祝日で、レストランはもちろんコンビニなどでも酒類の提供や販売を禁止しているんだとか。
こんなことを到着するまで知らなかったのである。
よってもれなくここThe Deckでもお酒が飲めずジュースで我慢(笑)
まぁそれもいいでしょう。
クアラルンプールに移ってからはお酒が他の物価に比べてめちゃくちゃ高いのもあってほとんど飲むこともなくなっていた。
旅行中「久しぶりのビールうめー!」なんて調子乗ったら、次の日を台無しにしてしまうかもしれないしね。
2泊3日という短い時間を大切に過ごしていこう。
短い旅行に対して『ガンガンいこうぜ』って意気込みは大切。
でもそれは『ガンガン行動していこうぜ』という意味であって、『ガンガン飲もうぜ』と勘違いしてしまうと短い旅を台無しにしてしまうことがあるので要注意。
ザラキを連発するクリフトのMPくらい台無しになるよ。
お酒が飲めないとはいえ、The Deckが素晴らしいのはロケーションだけじゃない。
何を頼んでもブリブリのでかいエビが入っていて料理もめちゃくちゃ美味しい。
トムヤムクンやグリーンカレーなどのタイ料理が楽しめるお店。
中でもパッタイという汁無しの麺料理はぜひ食べてみてほしい。
頼みすぎて食べきれなかったが、持ち帰りたいと思ったレベルのうまさ。
ローケーションも食事も美味しい『The Deck』
バンコク3大寺院らへんにいる間にディナーの時間を迎えたならぜひオススメしたい。
そんなこんなで長かった1日目は終了。
ブラブラしてみたところでお酒も飲めないので大人しくホステルへ帰りましょう。
レストランから出たところでタクシーを捕まえて最寄り駅まで。
あとはホステルのあるスクンビットまでは電車一本でらくらく帰宅。
レストランにいる時は忘れていたけど、一日中バックパックを背負っていたのと楽な姿勢になれるタイミングがなかったので肩の痛みも割ともう限界。
タクシーに乗っている時あたりはもうバッキバキ。
さっさと帰って風呂入って寝ましょう。
まだまだGoogleマップにつけた☆(行きたい場所)はいっぱい!
次の日も早起きして『ガンガンいこうぜ』
さぁどこから攻めていこうかな!
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