どう言ってみても伝わらない!タイ語は語尾をあげるのがコツ
Analog hostelで一休み&スマホチャージをしたら本格的に旅の開始!
事前に気になる場所はGoogleマップに☆を付けておいた。
15個ほどあったのですでにどれがどれだったかは忘れてしまったが、まずは一番遠い所から攻める事に。
先ほど乗ったMRTのスクンビット駅に行ってシロム(Silom)駅へ、そしてBTSラインに乗り換えてTalat Phlu駅(何て読むかわからん笑)へ到着。
降りた場所でさらにタクシーを拾って最初に目指したのは最近話題のワットパクナム寺院(Googleマップ)。
タイに着いてまず直面したのが『行きたい場所がどう言ってみても伝わらない』という問題。
英語が母国語でない事はもちろんだけど、場所の名前をカタカナ表記でそれっぽく読んでみてもまったくタクシーのおっさんに伝わらないのである。
しまいには「あ”?」とキレられる始末。
後から知ったんだけど何でもタイ語は語尾を上げないと通じない事がたくさんあるんだとか。
(それだけの問題じゃないと思うけど笑)
まぁ相手は同じ人間。
なんとかかんとかスマホで地図を見せたりしてワット・パクナムに到着。
有名寺院が集まっている場所から少し離れているにも関わらず最近は特に女子に人気急上昇中の寺院です。
その理由はまたあとからご紹介しましょう。
寺院の中に長蛇の列!?仏教国らしいその理由とは
そうそう、実はこの日(2018年7月27日)はタイの祝日で仏教徒にとって大切な日だったんだとか。
ワット・パクナムも有名なお寺なだけあって観光客だけではなく、地元の人と思われる人もたくさん訪れて仏像の前に座って手を合わせていた。
そんな中でボクたち観光客はバシャバシャ写真撮ってたりして「なんかこの人たちの邪魔しちゃってるなー」なんて少しの罪悪感を抱えながら少し足早に中を進む。
そこでなぜか長い行列を見つける。
「え?なになに?」とその先頭まで行ってみると、みんなが細い透明な麺の食べ物を受け取っているのである。
「このラーメン的なヤツ、ココの人気なの?」と思っているとそうではない。
みんなお金を払うことなく受け取っているのだ。
仏教徒の祝日の日だったからだろうか。
驚くことにこの麺やかき氷のようなデザートなどが無料で配られていたのだ。
「え、腹減ってるからオレも食べたいな」
そう思い、何食わぬ顔でちゃっかり行列の最後尾へ。
無事ゲット。
別の場所にたくさんのスパイスが置いてあって、自由に自分好みの味に仕上げるシステムらしく、地元民に習って挑戦。
試しに全部を少しずつ、と思ったがタイを舐めていた。
ハンパじゃなく辛い・・・。
30度を超える気温と辛さで汗が吹き出してきて、Tシャツの胸元はよだれでも垂らしたようにベチャベチャに(笑)
寝不足に空腹、加えて食べたこともないような食事で体がびっくりしたのか、呼吸が荒くなり更に少し具合が悪くなる。
(この食事は普通においしかったので単純に自分の体調の問題かと)
「これはちょっと休憩だわ✋」
そう思っていたところに最高の場所を発見。
大きな扇風機がある中でみんながお祈りをしている。
「ここだ!」と言わんばかりにお祈りをするフリをして前に座り込み、ちょっと小休憩。
不思議と呼吸も落ち着いてきて体調が回復してくる。
軽く2、30分は仏様の前に座っていたので、地元の人たちはさぞかし「信心深い熱心な観光客もいるもんだ」と感心したことだろう。
しかしボクがしていたのはお祈りという名の休憩である(笑)
人気上昇中!そのワケはやっぱりイン○タ映え!
さぁ体調も良くなったし腹も膨れたし先へ行こう!
実はワット・パクナムはこれからが本番である。
今までいた寺院を抜けて参道をさらに奥まで歩き進めると別の大きなお寺が出現。
これがワット・パクナムの大ボスである。
寺院とはいえ日本とはまったく非なるその形と大きさに圧倒される。
どことなくカンボジアで見た寺院も思い出されるような形である。
ワット・パクナムの人気の秘密はその外見ではなく内部にある。
さっそく中へ。
余談だが、タイのお寺に入るときは毎回靴を脱ぐ必要があるので、さっと脱げる靴で訪れることをオススメする。
中は仏像や仏教に関わる備品が展示されていて、ミュージアムのようにも感じる作りになっている。
そしてここが人気になっている理由は最上階の5階にある。
それは・・・
これである。
このガラスで出来た緑色の仏塔と極彩色とも呼べるような天井画。
エレベータから出て、後ろを振り返ると同時に広がるこの光景にはマジで圧倒された。
日本のお寺では絶対に見られない光景である。
それと同時にボクたち日本人とタイ人が同じ仏教を信仰しているにも関わらず、まったく違う感覚を持っていることが不思議でどんな伝達をしてきたのだろうと気になってしまう。
がしかし、今はそんな疑問よりもこの空間や雰囲気を味わうことが優先。
他の寺院に比べると今まではマイナーな場所であったにも関わらず、このワット・パクナムがジワジワと人気スポットになっているのはやはりインスタの影響である。
ここでもしばらく周りの人に紛れてお祈りをしていたが、その間にもこれを写真に納めるべく次々と観光客が訪れていた。
その途中で日本語が聞こえてくることもたくさん。
その夜にインスタで検索してみると、やはり同じ日にも関わらずたくさんの日本人がここの投稿をしていた。
ボクはミーハーではないものの、確かにここはぜひ行って実物を見てみてほしい。
そう思うほどの光景だった。
宗教的な建物で心は落ち着いているものの、その色使いには興奮しているという不思議な感覚を味わいながらも1つ目のスポット、ワット・パクナムを後にする。
「最初からいい場所に来れたな」そんな風に思いながらもまだまだ序盤。
寝不足とはいえテンションが上がってきたのでどんどん行きましょう。
次回はもっともっと誰もが知っているあの場所です!!
>>続きはこちら