旅が素晴らしい思い出になるために必要なたったひとつの要素
4日目後半です!
午前中に大きなミッションを達成して意気揚々と次なる目的地へ!
小学校を後にして小さな村を横目に走っていると、物珍しそうに子供たちがこちらを見ていて、こちらが手を振ると
笑顔で手を振り返してくれたり、バイクを追いかけて来てくれたりする。
小学校から笑っている子供たちの姿ばかりを見ていると
「恵まれていないなんて誰と比べて言ってるんだろう?」
「日本の子供たちはこの子たちより楽しく笑って暮せているの?」
ついそんな事を考えてしまう。
裸足で走ったりボロボロのTシャツを着てるけど、かわいそうなんて気持ちは全く起きないし、生きるために必要なことという意味でいうと、ボクが教えてあげられること以上に小さな彼らの方がたくさんのことを知っているんだろうなって思います。
何よりも外国人のボクを警戒することなく笑顔で近寄って来てくれる子供たちがめちゃくちゃかわいい。
先日の雨がレッドダートに水たまりを作り相変わらず粘土化している場所もたくさん。
決して走りやすいとは言えない道ですが、本当に気持ちよくて清々しい時間…。
前日とは大違い笑
「あーとりあえず昼ご飯でも」
そんな風に思っていたその時ハプニングが!
見えますでしょうか?
おわかりいただけますでしょうか?
しっかり釘が刺さっているではないですか。
そう、パンクですf^_^;
しかしこの時道案内してくれていたガイドはまったく慌てる様子もなく近くにいた人たちに直せる場所を聞いて颯爽と駆け抜けていきました。
パンクしたままのバイクで笑
ガイドの帰りを待って暇そうにしているとなにやら近所の人たちが集まってきて
お菓子やフルーツを剥いて振舞ってくれました。
お互いワケのわからない英語で会話とはとても言えない様なやりとりしかできていなかったのに、身振り手振りでワイワイ盛り上がりました。
ほとんど何が言いたいかも何が伝わったのかもわからなかったハズなのに不思議笑
Ryuさんが言っていた様にカンボジアの人たちは本当に優しい人ばかり。
よそ者である自分を拒絶することなく受け入れてくれることは素晴らしい景色や美味しい食事以上に旅を素晴らしい思い出に変えてくれますね。
立ち往生してしまうハプニングすらもみんなのお影でまったく不安になることもなく待っている間の時間を過ごすことができました。
そうこうしているとバッチリパンク修理されたバイクに乗ってガイドの到着!
日本からたくさん持ってきた扇子をプレゼントしてみんなにお礼をつげたら旅を再開!!
途中昼食で寄った場所。
超ローカルな村で天気もいいし最高の雰囲気の中でブレイクタイム!
初の海外ツーリングでこんな旅を経験できて本当にうれしい!
まだまだ旅は続くけどね!!
ガソリンの売られ方はこんなんです笑
スタンドなんてなくてペットボトルで売られている。
大丈夫なんでしょうかf^_^;
もう充実しすぎでお腹いっぱい!でもまだまだ旅は終わらない!!
この後もこれまでの旅とは打って変わり、晴天の中をひたすら走っているとボクの身に予想できなかったことが!
土埃でこんなんなりました笑
チョコレートでも塗ったくられたかのような仕上がり。
もうこの日はここまでの内容で十分だったんですが、ガイドが一人で走っている時には絶対に行けないような場所へ案内してくれました(^^)
太かった道は次第に細くなり・・・
周りには草木が生い茂ってきて・・・
次第には道と呼べるかどうかも怪しい道に。
これぞUncharted path(道なき道)!!
最終的にはジャングルの奥地へ連れて行かれてこの旅2回目のエンデューロレース笑
マジでヤバかったです。
まったく油断できる状況ではなかったので、気がつくと立ち上がってモトクロスの時と同じスタイルで運転しちゃってました笑
マジでヤバかったけどマジで楽しかった!!
そうそう。
これがやりたくてオフロードバイクを始めたんだ。
これがしたくて一人旅もいろいろしてきたんだ。
この日はマジでボクの心はおなかいっぱい。
感無量の中、1日を振り返りながら夕食。
ホテルに着いたら写真なんて撮る余裕もなくおやすみ3秒で寝ちゃってましたとさ(^^)
【本日のルート】
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